『KinKi Kidsどんなもんヤ!』は2人がすぐに童心に返れる場所ーー25周年スペシャルを聞いて
「弟が勝手に部屋から少女漫画を借りていって返してくれない、どうしたらいいでしょうか?」というお悩みメールに、10年前、20年前も答えていたことを明かす。「あ、何? 何やねーん! 何やねんそれー!」と言いながらも、過去の放送を聞いて「成長してるな」と自画自賛し合う2人。
また、「ソーセージとウィンナーの違いはサイズ」話でニヤニヤしたり、ジャニー喜多川氏のモノマネ総集編にキャッキャッしたり……2人で話していると、すぐに15歳、いや小2男子に戻れる。それが、この番組が25年も愛され続けてきた理由ではないだろうか。
ちなみに、「聞いてる人は25人もいない」と言い張っていた堂本光一だが、この日「#つよしひかり」がTwitterのトレンド国内1位、世界2位を獲得すると「ええー! リスナー、いるんだ!」とやっと実感した様子。だがそれでも「300人くらいかな」と少なすぎる見積りで笑いを誘う。
きっと彼らが想像している以上に、KinKi Kidsは愛されている。でなければ、こんなにも長く番組が続かず、しかもこんなにも音源を大切にとっておくリスナーもいないはず。エンディングで流れる「KinKi Kids forever」を聞きながら、まさに「KinKi Kidsが永遠に続けばいい」と多くのリスナーが願ったことだろう。
「もうあと10秒ぐらいか。俺、ブッ込むで! KinKi Kids、ドームライブやります。言ったらあかん言われたけど、言った!」終始、言いたい放題な堂本光一らしく、リスナーに特大の爆弾プレゼントも投下してくれた。26年目の『KinKi Kidsどんなもんヤ!』も必聴だ。
(文=佐藤結衣)