2ndシングル『Dark Knight』インタビュー

ONE N’ ONLYが語る、グループとしての成長と自信 「全員が同じ目標に向かっている」

グループのムードが良い方向に進んでいる(TETTA) 

ーー『Dark Knight』のカップリング曲「Black Hole」では、〈気付かずに染まりいく事は誰のせいでもない〉という絶叫に近いHAYATOさんのシャウトが強烈に響きました。

HAYATO:日頃から結構ふざけてシャウトしているのが良かったのかもしれません(笑)。だんだん気持ちを上げていって最後に力強く太く声を出すのが得意なので、この曲のラップパートではそれが十分に発揮できた気がします。

ーー別のカップリング曲「Bla Bla Bla」はミディアムテンポの失恋ソングです。いつものONE N’ ONLYとは違った雰囲気ですね。

NAOYA:ONE N’ ONLYの新しい一面を見せた曲です。ステージで披露したら受けがいいだろうなと振り付けを練習しているときから思っていました。

TETTA:今まで以上に感情移入して歌うことができた曲です。ファンのみなさんが喜んでくださるといいのですが……。

ーーみなさんは現在、『Dark Knight』のリリースを記念して全国フリーライブツアーを行っているそうですね。

KOHKI:曲によってファンのみなさんの反応が変わるのが楽しいです。「Dark Knight」だったらリズムに熱く乗ってくれたり、カップリング曲の「POP! POP!」ではお客さんと一緒にダンスをやったりと、一体感が嬉しいですね。

ーー最近7人の息が合ってきたという実感はありますか?

TETTA:それは感じます。メンバー同士の絆も深まってきましたし……。HAYATOがダンスのリーダーとしてがんばってくれていることで、グループのムードが良い方向に進んでいったような気がします。

ーーHAYATOさんはグループを引っ張っているという意識はあるのですか?

HAYATO:引っ張るのが上手なタイプではないんですけれども、ダンスの経験値はそれなりにあると思っていますし、何が正解か不正解かはわかる方なので、そういうところをみんなと共有していきたいです。ONE N’ ONLYはいい曲ばかり。だけどパフォーマンスがダメだったらどうしようもないので、そこはやっぱり厳しく見ないとダメかなと。特に最近はメンバー間の距離も縮まったので、ダメなときははっきり言うことにしています。

KOHKI:その気にさせるのがうまいんです。さりげなく指導してくれて、少しきつめのコメントも明るい感じで言ってくれるので助かります。

TETTA:HAYATOのがんばりでみんなが一つになれたような気がします。

ーー全国5大都市を巡回するコンサートがまもなくはじまりますね。

KENSHIN:昨年開催したZeppツアーのときよりも結束力が強まっているし、メンバー全員が同じ目標に向かって成長しているという意識もあるので、そのあたりをファンのみなさんにも伝えたいです。

ーー将来はこういうアーティストになりたいという具体的な目標はあるのでしょうか?

KENSHIN:好きなアーティストはたくさんいますけど、目指したいとなると……。

REI:ONE N’ ONLYを結成したときに僕が個人的に強く思っていたのは、EBiSSHとさとり少年団、どちらでもない姿を見せたいということなんです。しかも日本だけじゃなくて世界でも通用できるレベルでなければいけないとも感じていました。とにかくファンの方や周囲の人たちの期待に応えられるようになりたいです。そうすれば必然的にスキルが上がっていくと思うんです。メンバーのソロ活動もありますが、まずは音楽グループとして大きなステージに立つことが大切じゃないかと考えています。

HAYATO:K-POPや洋楽のアーティストで憧れている人は何人もいますけど、正直なところ、今ここで具体的な名前を言いたくないんです。憧れている人のようになりたいという気持ちでは、その人以上の存在にはなれないと思うんですよ。憧れの対象すべてを超えて世界でナンバーワンになるぐらいの勢いでやっていきたい。それが何より大切じゃないかと。

ーー愚問でした(笑)。

HAYATO: ONE N’ ONLYにしかできない音楽をずっとやっていきたいなって思っています。

NAOYA:どこに行っても戦えるようなグループになりたいです。さっきREIが言っていたように個人でも活躍しつつ、全員が集まったとき、それぞれのキャリアがグループのカリスマ性につながるような、そんなビッグなグループになりたいです。

EIKU:ほとんど言われちゃったんですが(笑)、僕も昔から憧れの人というのがいなくて、自分は自分だと言い聞かせてやってきました。

KOHKI:僕も同じになっちゃうんですけれども、HAYATOらしさを発揮した振り付け、EIKUならではのサウンドメイクといった風に、メンバーそれぞれの個性が集まることでONE N’ ONLYというグループ名の通りの、唯一無二の存在になりたいと思っています。

KENSHIN:マイケル・ジャクソンには影響を受けました。僕がダンスをはじめるきっかけは彼の大ヒットナンバー「スリラー」のミュージックビデオでした。一連の映像を何度も観てダンスのテクニックを身につけたので、マイケル・ジャクソンとの出会いがなかったら今の自分はなかったと言えます。彼は世界中のいたるところでコンサートを開いていて、性別や世代を問わずファンがいる。ONE N’ ONLYもいつかは海外でツアーができるぐらいのビッグなグループになりたいっていう夢はあります。

TETTA:個人的にはマルチに活躍したいっていうのはあるんですけれども、やっぱり歌が好きなので、自分で作詞・作曲したものを自由に歌ってみたいですね。REIやEIKU、HAYATOなど、各メンバーが作った楽曲を持ち寄るようなやり方ができると、もっと面白くなるかもしれません。それぞれの感性が異なるので、きっと違った音楽が集まってくるはずです。まあ、それに限らず様々なことにチャレンジしていきたいですね。

ーー最後になりますが、リアルサウンドを読んでくださっている方々へのメッセージをお願いします。

EIKU:EBiSSHとさとり少年団の合同プロジェクトとして出発したONE N’ ONLYは、今やっと一つのグループになれたような気がします。メンバー全員が同じ目標を持ち、同じところを見ていて、とても良い雰囲気です。この状態のまま2ndシングルを出せたのが何よりも嬉しいです。これを機に、僕たちのことを知らなかった人がファンになってくれるよう願っています。今度のツアーは、ONE N’ ONLYって凄いんだと思わせるような、将来の可能性を感じてもらえるような内容にしたいと考えています。僕たちのいいところって直接観てもらわないとうまく伝わらないんですよ。曲の合間のしゃべりとか面白いと思うし、パフォーマンスも魅力的な要素がたくさんあります。少しでも気になった方は是非ライブに来てください!

(取材・文=まつもとたくお/写真=林直幸)

■リリース情報
『Dark Knight』
発売:2019年5月8日(水)
価格:¥926(税抜)
TYPE-A
1 Dark Knight
2 POP! POP!
TYPE-B
1 Dark Knight
2 Black Hole
TYPE-C
1 Dark Knight
2 Bla Bla Bla

■ツアー情報
『ONE N' ONLY~EBiSSH×SBC~ Dark Knight』
・5月24日(金)
開場17:00 / 開演18:00
会場:愛知・名古屋E.L.L.
INFO:サンデーフォークプロモーション/TEL:052-320-9100

・5月26日(日)
開場15:00 / 開演16:00
会場:福岡・福岡BEAT STATION
INFO:キョードー西日本/TEL:0570-09-2424 (平日・土曜11:00~17:00)

・5月31日(金)
開場17:00 / 開演18:00
会場:大阪・梅田CLUB QUATTRO
INFO:キョードーインフォメーション/TEL:0570-200-888

・6月8日(土)
開場16:00 / 開演17:00
会場:宮城・仙台PIT
INFO:キョードー東北/TEL:022-217-7788

・6月16日(日)
開場15:00 / 開演16:00
会場:東京・マイナビBLITZ赤坂
INFO:SOGO TOKYO/TEL:03-3405-9999

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