白石麻衣、西野七瀬、生田絵梨花……乃木坂46×アーティストコラボで発揮されるソロとしての個性

 今夏、グループ初となる全国ドーム&スタジアムツアー『真夏の全国ツアー2018』を成功させ、名実ともにトップアイドルグループの仲間入りをした乃木坂46。ドラマに、映画、バラエティ、舞台、ラジオ……と活躍は多岐に渡り、一人ひとりが個人として花を咲かせていっている。最近では、ほかアーティストの作品にボーカルや楽器演奏として参加するメンバーも増えてきた。本記事では、それらのメンバーの活躍を紹介していきたい。

白石麻衣 with 東京スカパラダイスオーケストラ

氷結® あたらしくいこう 2018 和太鼓篇 ウェブムービーPV

 今年7月にスタートした『キリン 氷結(R) 300%レモン(期間限定)』のTVCMにて、白石麻衣は東京スカパラダイスオーケストラのコラボレーション相手を務めた。和太鼓グループ・彩 -sai-とともに、女性和太鼓奏者のひとりとして「Paradise Has No Border」をセッションしている。その後、9月に放送された『ミュージックステーション ウルトラFES 2018』(テレビ朝日系)では、歴代のコラボ相手の一人さかなクンも交え、「東京スカパラダイスオーケストラ feat.さかなクン&白石麻衣」の名義で出演。幼少期に、地元のお祭りで太鼓を叩いていたという白石は、黒の浴衣から捩り鉢巻きに法被という出で立ちで、堂々たるステージングを披露した。中でも話題になっているのが、その後に乃木坂46としてパフォーマンスした「シンクロニシティ」で映し出されていた、右手の平の水ぶくれ。セッション前の白石の手元をよく見ると、テーピングを巻いていることが確認でき、この日のために何時間も費やしてきた白石の練習量と顔には出さない直向きさを感じさせる。

tofubeats「ふめつのこころ」天野アイ(西野七瀬)ver.

【公式】『電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-』tofubeats「ふめつのこころ」エンディング(毎週土曜深夜0時20分~放送中)西野七瀬(乃木坂46)&野村周平主演

 2018年1月期より放送していたドラマ『電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-』(テレビ東京系)で、西野七瀬はビデオガール・天野アイを演じた。ドラマのエンディング「ふめつのこころ」は、tofubeatsが原作漫画、脚本を読み、天野アイに向けて作った楽曲。〈今日もひとついいところ/みつけたからおしえてあげよう〉は、天野アイのセリフがフィーチャーされた歌詞だ。通常はtofubeatsがボーカルを取ったバージョンが流れるのだが、9話のエンディングにて西野七瀬が天野アイとしてボーカルを取り、歌い踊る映像が流れ話題となった。残念ながら、西野ボーカルの「ふめつのこころ」は、楽曲単体の配信、CDへの収録の予定はないことが発表されており、幻の楽曲となりつつあるのが現状だ。その後、9月20日に西野はグループからの卒業を発表。9月23日に出演した『りんご音楽祭』にて、tofubeatsは天野アイverの「ふめつのこころ」をDJでかけている。〈ふめつのこころは LOVE LOVE LOVE〉という歌詞に意味を見出してしまうのは、気のせいだろうか。

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