E-girls 須田アンナ&武部柚那は理想の“お姉さん”!? 『ガチャムク』出演で子供たちの人気者へ

 さて、『ガチャムク』での二人の活躍ぶりにも目を向けてみよう。9月30日の放送回では、運動神経抜群のガチャピンが、これまでに成し遂げてきた偉業を振り返る「ガチャピン伝説」や、「大人も知らないことわざ」などのコンテンツが届けられた。カタカナで「ユズ」と「アンナ」と名乗っている2人は、ガチャピンとムックのカラーに合わせて、それぞれ緑と赤の衣装を着ている。スダンナユズユリーとしてとびきりポップな世界を表現してる彼女たちだけに、カラフルな衣装もバッチリである。ウェイクボードをするガチャピンの映像を観て、「なんでもできちゃう! かっこよすぎる!」(ユズ)と、無邪気にはしゃぐ姿にも好感を抱くことができる。

 場に適したアクションを交えつつ、大きな身振り手振りで感情を表現できるのは、彼女たちがダンサーだからだろう。そして、きちんと子供たちの目線に寄り添いながら、その声を代弁できるのは、常日頃からステージにて、LDHの総合エンタテインメントスクール『EXPG』の生徒たちと触れ合っているからでもあろう(E-girlsのステージには、いつもキッズダンサーが登場する)。まさに理想の“お姉さん”といえる存在だ。

 E-girlsは11人体制になって以降、メンバーそれぞれがこれまで以上に個性を打ち出している。須田と武部の場合は、E-girlsとしてパフォーマンスを磨きつつ、スダンナユズユリーとしてその音楽性の幅を広げ、さらに自らのタレント性を幅広い世代に向けて表現する段階にきているのだ。その意味で、芸歴45年の国民的ヒーローであるガチャピンとムックとの共演は、彼女たちにとってもかけがえのないものとなるだろう。それに、番組内では時々、4人でダンスを披露することもある。番組を楽しみにしている子供たちにとって、その姿は憧れとして映るはずだ。中には、番組がきっかけでダンスを始める子もいるかもしれない。須田と武部が子供たちの人気者として、ますます幅広いフィールドで活躍してくれることを願うばかりだ。

(文=松田広宣)

E-girls『Perfect World』

■リリース情報
『Perfect World』
※映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』主題歌
2018年10月3日(水)配信
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