TOKIO 山口達也の契約解除に国分太一がコメント「彼が普通の社会に戻る姿を僕は望んでいます」

 TOKIO 国分太一が、5月7日放送のワイドショー・情報バラエティ番組『ビビット』(TBS系)にて、6日にジャニーズ事務所との契約解除を発表した山口達也への思いを語った。

 番組の冒頭で同ニュースについて報道し、国分は「山口自身が会社を辞めるという強い意志。そして僕たちの考えをまとめ、リーダーが代表して社長でもありますジャニー(喜多川)さんと協議した結果、こういう形になりました」と事の経緯を明かす。続けて、先日2日に行われたTOKIO4人の会見から昨日までを振り返り、「4人の会見の後は、山口と会うことはなかったです。ただ、会見後会えない時もメンバーで連絡を取り合ったり、それから土曜日ですね。メンバー4人で集まって、山口のこと、そしてこれからのTOKIOのこと、ないし考えられることはメンバー内でとにかく議論しました。いろんな話をした結果、自分たちだけでは答えを出せないという話になり、今リーダーが持っている山口の退職届、辞表をジャニーさんに渡し、そしてジャニーさんの中で考えてもらおうという話にまとまりました。(ジャニーさんは)責任を持つと、私が決めるというようなことを言ってました」と詳細を語った。

 また山口と電話では話しているという国分。「4人の会見、それから昨日、山口から電話がありました」と一つひとつの言葉を噛みしめるようにゆっくりと口にし、「4人の会見が終わった後には、観ていたという話、それと4人に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだというようなことを話してくれました。昨日は、今までの中では一番落ち着いた(声の)トーンだったと思います。会社に(辞めると)言ってきたと直接連絡がありました。今の思いやこれからのTOKIOについてなど、そんなに長くではないけども語りました。その中でとにかくTOKIOを守ってくれというようなことを山口から聞きました」と電話の内容を告白する。

 また山口は国分への電話で、辞表を出した理由についても話していたという。「これだけ世の中を騒がせてしまっている。それに対して被害者の方たちがどう思っているのか。もう本当に申し訳ない気持ちしかない。そっとしておいて差し上げるということ、それはどういうことかの一つの決断でも、この辞意ということを強く考えたと言っていました」と国分は山口の思いを代弁した。

 山口が脱退した今後のTOKIOについて国分は「TOKIOをどうしようかとメンバーで話した時、もちろん“この先も4人で続けてください”という(ファンの)お言葉をいただき、進むということもあるんですが、被害にあわれた親御さんの言葉の中に“誰の未来も奪って欲しくない”というものがありました。それは僕らTOKIO全員が引っかかっている言葉であって、僕たちが解散すること、すべてがなくなってしまうことは、もしかしたら被害にあった親御さんは望んでいないのかもしれない。それだったら活動しながら償っていく。それも大切なんじゃないかという話をしました。山口自身もこれからの未来に向かって意志を持って、しっかりと歩んでいく。それが望まれていることなのではないかと思ってます」とコメント。

関連記事