SUPER★DRAGON 玲於・洸希・和哉が語る、グループの野望「唯一無二のスタイルを作り上げる」

スパドラ玲於・洸希・和哉が語る“野望”

_8YT9514_r.jpg

 

「SUPER★DARAGONでヒューマンビートボックスを極めたい」(洸希)

ーーEBiDANでの活動をはじめた頃は、新しいことばかりで初めての経験や大変なことも多かったと思います。その中でも特に印象に残っていることは?

和哉:僕はジャンくんと毅くんの性格に衝撃を受けました(笑)。ジャンくんはめちゃくちゃダンスが上手いし、毅くんは歌もダンスも上手くて、スタイルもよくてイケメンの完成形というイメージだったんですけど、実際に話してみると意外と抜けていたり、気さくだったりしたんです。ジャンくんは研究生のときから自分のスタイルを追究する姿がかっこいいと思っていたんですけど、一緒のグループになってみると意外にふざけてました(笑)。

ーーそういう性格もある人たちだからこそ、すぐに仲良くなれたんじゃないですか?

和哉:本当にそうですね。

洸希:僕は、EBiDANに入りたての頃に玲於くんと飲み物を買いに行ったことがあったんです。その時代は、僕は玲於くんやジャンくんをすごく尊敬していて。

玲於:その時代は?(笑)。

洸希:僕は玲於くんってダンスが上手いし、かっこいいし、他人思いだし、すごくいい人だなぁと思っていて。そんな玲於くんと2人きりでいること自体にすごく緊張していたんです。そうしたら玲於くんから話しかけてくれて、「大丈夫だよ」って言ってくれて。そのときに、すごく優しさを感じたんですよ。こうやって優しくしてくれる人がいるんだな、って。

ーー洸希さんにとって、「やっていけるかもな」と思えた瞬間だったんですね。

洸希:そうですね。それが今はちょっとしたことですぐムキになる……(笑)。

和哉:洸希も人のこと言えないでしょ(笑)。すぐ熱くなるし。

洸希:性格が似ているんです。でも最初はイメージが違ったから、一緒のグループになってから「あっ、こんな人だったんだ」って(笑)。

玲於:当時はかっこつけたかったんだろうね。僕は色々あるなぁ。でもやっぱり、ファイヤードラゴンの「ARIGATO」で歌を歌ったことですね。僕はもともと歌が苦手で、ダンスだけでやっていこうと思っていたんですよ。でも、SUPER★DRAGONのメンバーが歌っているのを近くで観ていたら、どんどんかっこよく思えてきて。僕も「歌でみんなを楽しませたいな」と思うようになりました。その後「ARIGATO」で歌うことになったので、「本当にARIGATO」という気持ちでしたね(笑)。

洸希&和哉:ぎゃははは!

ーーみなさんが最近ハマっているものというと?

玲於:歌やダンスは当然として、それ以外ならアニメですね。超特急のリョウガくんと会ったら、ずっとアニメの話をしています。今好きなアニメは……沢山ありますけど、『文豪ストレイドッグス』。僕は熱いバトルものが好きなんです。宮野真守さんや中村悠一さんのように声優さんにも好きな人が多いですね。声だけの仕事って表現力が重要だと思うので、僕が舞台をやらせてもらうときにも、表情を変えずに声だけで演技するところで参考にさせてもらいました。宮野さんはライブもやられていますけど、そのステージの作り方もすごくて。これは僕が身長が伸びなくなった原因かもしれないんですけど、中学1年生の頃から、夜更かししてアニメを観ていたんですよ(笑)。休日はひとつの作品を一気に観たりもします。

洸希:この間「オススメのアニメを教えて」と聞いたときも、どの作品もだいたい内容を知っていて、全部「観たほうがいい」って言うんです。僕はオススメを聞いているのに(笑)。

玲於:アニメは本当に好きなので、「Pendulum Beat!」が『遊☆戯☆王 ARC-V』のオープニングテーマに決まったときは本当に嬉しかったです。

和哉:僕はマンガですね。もちろんアニメも面白いですけど、マンガは「こういう動きしているのかな?」と自分なりの想像ができるのが好きなんです。『NARUTO-ナルト-』が一番好きですけど、最近は『双星の陰陽師』がお気に入りです。僕は基本的に、イケメンで強いキャラが好きですね。

玲於:『HUNTER×HUNTER』のキルアとか?

和哉:そうそう。『NARUTO-ナルト-』だったらサスケだし、『双星の陰陽師』だったら斑鳩士門。かっこよくて強いのが僕の中での最強キャラなんです。熱い男と男のぶつかり合いを描いたマンガが好きですね。マンガは毅くんも好きなので、2人で一緒に話したりしますね。

洸希:僕はもう、ヒューマンビートボックスです。

_8YT9391_r.jpg
洸希

ーー洸希さんのビートボックス好きは有名ですね。

洸希:メンバーにも「飽きないの?」と言われるんですよ(笑)。よく彪馬にそう言われたりするんですけど、彪馬もK-POPが大好きだし、それと同じなんですよね。それが僕にとってはビートボックスです。ある意味これは、SUPER★DRAGONのおかげなんですよ。もともとはグループが始まる前にジャンくんがやっていて、スパドラに入ってからジャンくんと話すようになって教えてもらうようになりました。最初は(ビートボクサーの)Daichiさんを聴いたり、海外のものを観たりしていましたね。でもある日、僕が大好きなNaPoMさんを見つけたんです。NaPoMさんはインワードリップベースとリップロールを極めていて、その音が大好きになって。僕は高速ビートよりも低い音や特徴的な音が好きで、NaPoMさんは重低音がヤバかったんです。「俺のこれからの人生が変わった」と思いました。それからというもの、他のビートボクサーの方の動画もたくさん見て、「SUPER★DARAGONでこれを極めたい」と思ったんですよ。

ーー和哉さんに「はじめた頃は不安そうに見えた」と言われていた洸希さんが、SUPER★DRAGONで一番の趣味を見つけてしまったんですね。

洸希:(笑)。本当にジャンくんのおかげですよ。

和哉:色々とジャンくんに影響されているよね。ノリもそうだし、音楽好きなところもそうだし。僕もジャンくんや彪馬に影響を受けて最近はK-POPを聴くようになりました。

ーー他にも最近どんな音楽を聴いているのかを教えてもらえますか?

洸希:最近はアリアナ・グランデやテイラー・スウィフトのような洋楽を色々と聴くことが多くて、トラップミュージックやEDMも好きです。色んなものが好きなんですよ。日本だとGReeeeNさん。個性のある歌い方と、誰にも出せない歌声がたまらないです。「キセキ」は失敗して落ち込んだときに聴くと涙がでるぐらいいい曲だし、何もないときに聴いても感動する。でも、映画『キセキ ーあの日のソビトー』はまだ観れていないですね。

玲於:僕はクリス・ブラウンのようなブラック・ミュージックが好きです。他にはダンスに合うような曲を聴きます。LiteFeet(ライトフィート)というジャンルのダンスに合う軽快なヒップホップも聴いたりしていますね。

洸希:クリス・ブラウンで思い出した! 僕はピットブルの「International Love ft. Chris Brown」がめちゃくちゃ好きです。好きな曲は、洋楽でも歌詞までチェックしますよ。

和哉:僕は洸希ほど洋楽を聴いているわけではないし、玲於くんほどダンスに詳しいわけでもないですけど、色んな曲を聴いていますね。

玲於:僕はよく、毅と超特急さんの話もします。先輩だからというわけではなくて、純粋に好きなので。DISH//さんもそうで、ライブのDVDを観て「ここヤバかったよね」「ここがかっこいい」って話しているんですよ。本当にリスペクトしています。

和哉:かっこいいよね。でも、普通に「尊敬」って言えばいいやん(笑)。

玲於:さっきまで洋楽の話をしてたから、それを意識して……(笑)。

_8YT9645_r.jpg

 

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「インタビュー」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる