WHITE ASHが作るその日限りのスペシャルな空間 合成・強化曲で魅了したツアー初日をレポート
その後、山さんが気持ちの良いギタープレイを奏でる「Mad T.Party(1865-2016)」や新曲の「J.D.F.R」では観客のジャンプを煽り、剛が弾むようなドラムソロを披露していく。WHITE ASHの活動は、2006年の結成から数えると、今年で10年を迎えた。のび太は「自分が信じたことをやり続けることが大事だなと思う」と観客に伝え、その思いを込めたという「Drop」を披露。最後は「Knock On Doors In You 」「Rove」といったバラードナンバーで締めくくった。幾度も歌い込まれた曲たちを艶っぽくのび太が歌いあげながら、4人がそれぞれのパフォーマンスを堂々と披露、最後の演奏を終えると「行ってきます」と会場を後にした。
WHITE ASHはこれまでも、ライブでしか観ることのできない特別な企画を行い、参加者を楽しませてきた。残るツアーでも、新たな合成・強化曲の披露など、各地の会場に訪れたファンにとってスペシャルなライブを披露してくれることだろう。
(文=大和田茉椰/写真=柴田恵理)