ジャニーズメンバーは“かわいらしさ”をどう生かす? JUMP 知念、有岡、山田から検証

 ジャニーズにはさまざまなタイプのメンバーが存在するが、王道ともいえるのが“かわいい”系のメンバーだ。とくにHey! Say! JUMPに多く在籍しており、グループ全体のイメージもほかグループに比べて“かわいい”要素が強い。歌やダンスにそれぞれ個性があり、全員が集まってはじめてグループのパフォーマンスが完成するように、メンバー一人一人の個性が集結し、ひとつのグループの個性が生み出されている。今回はHey! Say! JUMPのなかでもとくに“かわいい”と言われているメンバーに焦点をあて、彼らがそのかわいらしさとどう向き合い、どう自身の個性に生かしているのかを検証したい。

Hey! Say! JUMP・知念侑李

(C)タナカケンイチ

 かわいい系ジャニーズメンバーといえば、外せないHey! Say! JUMPの知念侑李。メンバーにも甘やかされる末っ子キャラな知念は、何をする時もメンバーを頼ってしまう癖がある。Hey! Say! 7のメンバーが入れ替わりでパーソナリティーを務める『ブルボン プレゼンツ Hey! Say! 7 UltraJUMP』(文化放送)で明かされる私生活のエピソードには、メンバーが必ず登場する。なぜかというと、知念は買い物や食事に行く際は、必ずメンバーを連れて行き、注文や物を買う時もメンバーに頼んでしまうほど頼りっきりな一面があるようなのだ。しかし、同番組の2016年7月14日放送回で、リスナーから「自分の彼女がほかの男に言い寄られているときのかっこいい対処法は?」と尋ねられた知念は「(言い寄ってきているのが)誰が相手でも結局は僕が勝つに決まってるじゃないですか」と宣言するなど、実は男前な発言も多い。知念のかわいい人柄と強がりな発言がより一層、かわいらしさを強調させている。

Hey! Say! JUMP・有岡大貴

 情報バラエティ『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)に火曜レギュラーとして出演する有岡大貴は、愛嬌のある笑顔とトークで視聴者を和ませている。同番組で有岡は、食レポの際にする的外れなコメントで共演者に突っ込まれるなど、おっちょこちょいな一面を見せることがしばしば。マイペースに番組を進める様子や、出演者とのトーク中の天然発言からは、有岡が共演者からも愛される存在であるのが伝わってくる。有岡は以前、『QLAP!』(音楽と人)の2015年11月号で知念とペアで表紙を飾り、“ラブリー”をフィーチャーした特集に出演。「Hey! Say! JUMPを“かわいい⇔かっこいい”順に並べると?」という質問に「知念、オレ、いのちゃん(伊野尾慧)…」と回答し、自らの可愛さを認めていた。また「2人は“かわいい”と言われることに抵抗はありますか」と質問を受けると「全然ない!」(知念)「むしろありがたいよね!」(有岡)と答え、掲載されていた2人の写真からは、とびきりのかわいさが溢れ出していた。

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