2番手に登場したのは、中村麻里子プロデュースの“美形男装アイドル”エターナルボーイズ。中村は、「イケメンが好きなので、イケメンとの妄想を具現化したいと思って作っちゃいました」と話し、リョータ（大島涼花）、シノブ（茂木忍）、レン（岩田華怜）が登場した。学生かつ近くにいそうなイケメンを選考したと説明し、「コンセプトは“赤い糸の相手を探している男の子”」「ファンミーティングのバリエーションは日本一。指切りげんまん会、添い寝会、風邪ひいちゃった会などなど」「一番人気のイベントは取り合い会」と紹介した。中村が「指切りげんまん会やりたい方……？」と募ると、Luneの大川莉央が「はい！　本当に楽しい！」と“ネガティブアイドル”のキャラを忘れ笑顔で手を挙げた。大川は、レンと指切りげんまん会を行うと悶絶しながら「幸せです……本当に」とコメント。

　次に、中村が添い寝会の説明をしている最中に、またしてもLuneから向井地美音がキャラを忘れ、「はい！　はい！　はい！」と立候補した。向井地はシノブを指名し、「俺の前では無理しなくていいから……」とシノブが向井地の耳元でささやくと、向井地は興奮しながらシノブに抱きつく。するとプロデューサーの中村が「すみません！　ファンからのハグはダメなんですよ」と徹底したルール設定を見せ、向井地は「やられたいです。こんなの見られるなら、Luneのキャラクターなんてどうでもいいです」と感想を告げると、Luneのプロデューサーである木﨑は手で目を隠しながら「ファンなのでしょうがない……」と述べた。最後に、オリジナルソング「もう離さない」をパフォーマンスするが、歌詞の内容が＜マリコ　マリコ　大好きさ＞と中村へと向けられたものであることに、佐田は「あなたやりましたね。職権乱用ですよ」と言及。続けて大川が「今日楽しみにしてたんです！　本当に残念！」と叫びスタジオが笑いに包まれた。

　AKB48メンバーが男装アイドルに興奮する素の表情が見えた今回の放送。次回も「マイベストセレクト音楽祭」がオンエアされる予定だ。

（文＝向原康太）