T-BOLAN・森友嵐士、金爆・鬼龍院翔との共作について語る 「声のDNAが似ている」

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morioni『サヨナラは歩き出す』(ポニーキャニオン)

 IMARUがナビゲーターを務める音楽番組『BREAK OUT』(テレビ朝日系)。4月3日放送分では、森友嵐士(T-BOLAN)をゲストに迎え、様々なトークを繰り広げた。

 冒頭、森友が心因性発声障害から約15年ぶりに復活を果たした際のライブ映像から番組はスタート。森友は現在の活動を「今は表に出るための曲作りや制作活動が中心」と語り、ゴールデンボンバー・鬼龍院翔とのユニット・morioniについては「あるテレビ番組で一緒になったのがきっかけで。彼が『離したくはない』を超練習しているらしいと聞いて、『一緒に歌いたいの?』と尋ねたら『そういうことなんですかね?』とゆるーく遠回しに返事されて」と、大まかに結成の経緯を説明。IMALUは「その時森友さんが快く『良いよ』って言わなければmorioniは無かったわけですね?」と質問すると、森友は「間違いなくないですね」と笑いながら答えた。

 続いて、森友は鬼龍院の印象について「声のDNAが似ている。自分の中で歌っていて『この辺が良い』と思える感覚が似ている」と語ったあと、カップリングを「離したくない」にした理由として「俺たちの出会いの曲だから。この曲はイントロのピアノに対するイメージが強いから、みんながイメージしないスタートにしようと、ギターから始めた」と明かした。IMALUは「ゴールデンボンバーはエアバンドで、鬼龍院さんは世代も違う。その違いに面白さはありましたか?」と森友に投げかけると、彼は「エアバンドがどういうものなのか、見るまでわからなかったけど、見たらすごく面白くて。俺らって、ドラムのイントロがあって、他の楽器が入って、歌が入って、MCが合って…の羅列なんだよね。でも彼らにはそれ以外のものが沢山あって『こんなやり方があるのか』と思った」と、鬼龍院と接したことで受けた刺激について語り、続けて「彼はMacから始まってて、俺はギターとラジカセとノートとペン。前に並んでるものが全然違う。鬼龍院君たちはPCの中に音符を書いていくし、声のニュアンスも頭の中から聴こえてくるらしい。俺はいちいち歌っているから声帯も疲労するから『いいな』って(笑)」と、制作方法の違いを羨むようにこぼした。当時ボーカルを務めていたT-BOLANでは、森友が作詞・作曲をする際に様々な方法を取っていたようで、そのひとつとして「公衆電話から留守番電話にかけて録音していた。昔のT-BORANはロックバンドとして笑わないというイメージを付けていた。だから『笑わない俺らは留守番電話にメッセージを残さないだろ』ということで誰にも言ってなかった(笑)」というエピソードを披露した。

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