Flower、鷲尾伶菜の急成長で人気拡大へ 『秋風のアンサー』発売イベントに5000人超

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メインボーカルとして急成長中の鷲尾伶菜。

 その勢いを持続中のFlower通算8枚目となるニューシングル『秋風のアンサー』の全国各地でのリリースイベントでは、5,000人以上のファンを集客。なお、デビュー間もない頃、最初にこのラゾーナ川崎でリリースイベントを行った際、200名ほどだった。Flowerは3年の時を経て5000人以上、20倍以上のファンを集めるにまで成長しているのである。

 今作「秋風のアンサー」は、メランコリックでありながら凛としたメロディラインが印象的なR&B/ポップスで、片思いをする女性の心情を、秋の空気感とともにまっすぐに歌い上げたFlowerらしい作品。日本的な、四季折々の美意識や叙情性が込められた楽曲は、Flowerの大きな魅力のひとつで、本作でもそれは十分に発揮されている。特に鷲尾伶菜の表現力豊かなボーカルは、こうした楽曲を歌うのにぴったりで、その切なげな表情にも思わず見とれてしまう。E-girlsの中でもメインボーカルを担当し、歌唱力、パフォーマンスともに急成長を遂げた鷲尾にはひときわ大きな歓声があがっていた。そして、いつしか小雨も止み、会場はFlowerが演出する秋の空気に染まった。

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海外留学のため、グループを卒業する武藤千春。

 パフォーマンス終了後には、今作のリリースイベントを持って正式に卒業することを発表していた武藤から、ファンに向けての挨拶もあった。武藤は「Flowerは辞めるけれど、それは決してネガティブなことではなくて、次のステップに進むための決断です。これからも応援して下さい」と語り、集まったファンからは大きな拍手が寄せられた。決して湿っぽくならず、仲間を笑顔で送り出すのも、Flowerというグループの良さだろう。武藤が旅立った後も、彼女たちは凛としてFlowerの物語を描き続けるに違いない。

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3年前とは異なる景色を前に、メンバーたちの輝きも増していたステージだった。

 本日リリースされたニューシングル『秋風のアンサー』は、シブヤの女子高生が選ぶkurucoreランキングの11月度で堂々の1位を獲得。MVのYouTube再生回数は、先月10月10日に公開されて以来、瞬く間に10代、20代女子を中心に話題になり、公開から1ヶ月で既に現在150万回再生を超える勢いである。これはFlower史上でも、自身最高のヒット曲『白雪姫』に肩を並べるペースであり、E-girlsのみならず、個々のグループが著しい成長を遂げている結果であろう。今後の彼女たちのさらなる飛躍に期待が高まる。

(取材・文=松下博夫)

■リリース情報
『秋風のアンサー』
発売:2014年11月12日
初回生産限定盤(CD+DVD):1,980円(税込)
※フォトブック仕様、三方背ケース
通常盤(CD):1,250円(税込)
期間生産限定盤(CD):500円(税込)
※収録楽曲「秋風のアンサー」のみ

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