Sexy Zoneマリウス、JUMP中島、A.B.C-Z戸塚……芸術力が光る若手ジャニーズ

A.B.C-Z・戸塚祥太

「戸塚さんは、伊坂幸太郎さんの作品が好きで、『ダ・ヴィンチ』では彼の小説から引用したタイトルの連載『ジョーダンバットが鳴っている』を持っており、味わいのあるエッセイのような文章を書いています。さらに伊坂さんと対談をしたりと、文芸活動を積極的に行っています。以前はNEWSの加藤シゲアキさんが『Myojo』に『青い独り言』というコーナーで執筆し、その後作家になったように、戸塚さんも“次の加藤シゲアキ”として、その方向で才能を伸ばす可能性が大いにあります。ただし本人は、誰かにプロデュースされて演じることが好きだと公言しているため、これまでにない形で作品を作るという道も考えられますね」

ジャニーズWEST・神山智洋

「神山さんのファッションはファンの間でもその奇抜さが有名です。ジャニーズにはこれまで、KinKi Kidsの堂本剛さんや、関ジャニ∞の安田章大さんなど、独特のファッションセンスを持つメンバーが一定数台頭していますが、神山さんもその系譜を受け継いでいるといえるでしょう。彼は髪を急に青く染めたりするなど『普通なのは面白くない』という感覚を持っており、その着こなしから発展して『デザインをしてみたい』と語るなどしています。将来はNEWSの増田貴久さんのように、自分たちのコンサート衣装をプロデュースできるようになるかもしれないですね」

 芸術面で活躍することで仕事の幅が広がり、その仕事を通じて得た経験をパフォーマンスに還元している若手ジャニーズ。このアート活動はいつか、大きなリターンとなってメンバーの魅力を際立たせるはずだ。

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