X JAPANの大規模公演&新アルバム制作の予告も YOSHIKIがソロツアー告知会見で明かす

ベルリン、モスクワにてワールドツアーのプロモーションを行った後、この記者会見のために日本に立ち寄ったというYOSHIKI。

 X JAPANのYOSHIKIが、自身初となるソロワールドツアー『YOSHIKI CLASSICAL WORLD TOUR』にて、東京公演、大阪公演、ならびに台北公演を行うことを、4月3日の記者会見にて正式発表するとともに、X JAPANとしての新アルバム制作への意欲を語った。日本国内におけるソロ公演は、2002年に東京国際フォーラムで開催された『yoshiki Symphonic Concert 2002 with Tokyo City Philharmonic Orchestra featuring Violet UK』以来12ぶり。大阪公演にいたってはソロ公演初開催となるうえ、X JAPANとしても1996年の『DAHLIA TOUR 1995-1996』の一度のみで、実に18年ぶりの凱旋公演となる。

会見はYOSHIKIらしい冗談を交えながら、終始和やかに行われた。

 会場には、報道各社のほか、約1000名の応募者の中から抽選で当選したファン100名も招待。YOSHIKIが会場に現れると、客席からは大きな歓声が上がった。司会者に自身初のワールドツアーについての率直な心情を訊かれたYOSHIKIは、「まさか自分がピアニストとして世界をツアーでまわるなんて夢にも思わなかったので、どうしようって感じです。(中略)『なんでこの時期にクラシックでまわることにしたんですか』って訊かれても、自分でもよくわかっていない。(中略)夢を見ているようですね」と、自らにとっても今回のツアーが意外だったことを明かした。

 記者からの質疑応答では、今回のツアーでX JAPANのメンバーが出演することは、との問いに「可能性はある」と応えたほか、「X JAPANとしても秋に大規模な公演を考えています」と語った。さらに、X JAPANとしての新作アルバムの予定について訊かれると「次のX JAPANのツアー前にはなにがあっても出します。(中略)何回か完成はしているんだけど、完成するたびに?マークが出てきちゃって、完成したものを壊してしまう、という繰り返しを何年もしている」と、自らが納得するまで作り込んでいることを明かした。

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