the GazettE、アンティック-珈琲店-……海外で人気のあるV系バンドまとめ

LM.C

 06年にデビューした2人組ユニット。TVアニメ『家庭教師ヒットマンリボーン』の楽曲を手がけたことで海外でも認知度が高まり、09年と10年、13年と3度に渡る世界ツアーを行っている。また、09年にはフランスで開催されている日本カルチャーの祭典「JAPAN EXPO AWARDS」でアルバム『GIMMICAL☆IMPACT!!』がBEST ALBUM賞を受賞するなど、楽曲面も高く評価されている。

LM.C / 星の在処。-ホシノアリカ-

Versailles(KAMIJO/Jupiter)

 07年結成。耽美な世界観とシンフォニックメタル要素の強い楽曲で、デビュー当時すでに国外メディアからも熱い注目を集めていた。10年の世界ツアーのペルー公演は、日本人初のライブということで話題を呼んだ。12年に活動休止するも、ボーカルのKAMIJOはソロとして、他のメンバーはボーカルにZINを迎えたバンドJupiterで活動中。Jupiterは今年2月にはヨーロッパツアーを行っている。

KAMIJO - 「Symphony of The Vampire」 Trailer 3
Jupiter -CLASSICAL ELEMENT- Trailer

 また「海外で人気」といっても、アニメや漫画のように違法ダウンロードや海賊盤問題も解消されておらず、海外ツアーにしても衣装やメイクなどの問題で通常のバンドよりも渡航経費がかかるというのも事実。近年ではK-POPに押されている地域もあるとのことで、ヴィジュアル系の海外展開も順風満帆とはいかないようだ。今後の展開も注視していきたい。

■藤谷千明
ライター。ブロガーあがりのバンギャル崩れ。執筆媒体は「ウレぴあ総研」「サイゾー」「SPA!」など。Twitter

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