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7月に141名が逮捕! 『PUBG』で深刻化するチート問題に向けた対策とは?

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 『PLAYERUKNOWN’S BATTLEGLOUNDS』(PUBG)を手掛けるPUBG corp.は7月19日、『PUBG』のモバイル版『PUBG MOBILE』の公式Twitterアカウントにて、迷惑行為を働くプレイヤーアカウントの利用停止措置を行った旨を発表した。また投稿ツイートの添付画像には、対象となった926個のアカウント名も記載されていた。

 PUBG corp.は今回の発表に伴い、「不正行為への対策は今後も強化する」と同ツイート内で述べている。『PUBG』と言えば、PC・CS・モバイルアプリを含め現在ブーム中であるバトルロワイヤルゲームの隆盛を築いた作品だ。2017年3月からアーリーアクセス版が配信された本作だが、誕生からそろそろ1年と半年が経過する現在まで、プレイヤー人口増加に伴う深刻な“チート”(改造やバグを利用した不正行為)被害が蔓延している。

 このチートはあらゆるゲーム作品内において迷惑行為にあたる。それはクリエイターの意図しないプログラム上での不正行為を促すからであり、特に競技性や公平性が著しく損なわれるマルチプレイゲームでは原則的に禁止されている場合が多い。では『PUBG』並びに『PUBG MOBILE』においては、一体どのようなチートが蔓延っているのだろうか?

 『PUBG』シリーズで多く見られるチートは、大まかに分けて以下の3つである。

・オートエイム:プレイヤーのエイム(武器を構えて照準を合わせる行為)を自動化する。
・ウォールハック:敵キャラクターの現在地を捕捉する。
・回復チート:通常は数秒間かかる回復作業を一瞬で完了させる。

 これらの行為はバトルロワイヤルゲーム内で大きなアドバンテージとなり、特にオートエイムは、エイム力が交戦時に重要となる『PUBG』では脅威となるだろう。またバトロワ作品は大抵の場合、広大なフィールド内を移動しながら索敵を行うのだが、敵の位置をデメリットなしに捕捉できるウォールハックも同様に問題視されている。

 上記の主要チートの他には、ゲーム開始時から銃器類や爆発物などの装備品を所持するチート、プレイヤーキャラクターの移動スピードが向上するチートも見られるが、いずれにせよチート行為および迷惑行為はゲーム作品の基本ルールを侵害し、参加するプレイヤーに何かしらの被害が及ぶ。こうした点から、チートは公式運営によって禁止されているのは言うまでもない。

 今回のアカウント利用停止措置に加えて、PUBG corp.はチートツール流通の根源を断つため、2018年初めから中国大手企業のTencentと協力してチートツール開発者の逮捕に乗り出した。7月6日には計141名のチートツール開発者の逮捕に成功したと中国語公式サイトで表しており、このチート撲滅運動はこれからも継続して実施されるようだ。チートツールの中には単純にゲーム内アドバンテージを提供するだけでなく、ツール購入者の端末から個人情報を抜き取ったり、webカメラ使用やキー操作をリモートコントロールするウィルスが予め混入されているものがあった。こうしたツール群はデジタル犯罪の温床に繋がると見て、チートツール開発者の逮捕に多数の警察員が動いた模様だ。

      

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