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高橋一生、“顔よし、家よし、頭よし” 『わろてんか』伊能役に視聴者メロメロ

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 「顔よし、家よし、頭よし」。てん(葵わかな)付きの女中、トキ(徳永えり)にそう言わしめたのは、『わろてんか』(NHK総合)第2週「父の笑い」にて颯爽と登場する伊能栞(高橋一生)。第2週目にして、ドラマは多角的な恋愛関係へと発展していく。

 明治43年の夏、第1週目からおよそ8年の月日が経過し、てんも17歳の女学生へと成長した。てんの幼馴染の風太(濱田岳)は、彼女に思いを寄せながら、全国を旅する芸人、藤吉(松坂桃李)から届く、てんへの手紙をてんの父・儀兵衛(遠藤憲一)らの目を盗んで渡す役目を担っている。風太はてんに思いを寄せ、てんは遠い昔に一度会った藤吉に恋をし続けている三角関係だ。そこに、てんの縁談相手としてやってくるのが伊能製薬社長の息子、伊能栞だ。

 伊能の初登場シーンは何とも鮮烈的だった。和服が主流の『わろてんか』の世界に、洋装でハットを被り、蝶ネクタイを付け、ステッキを持った紳士姿。藤吉に会おうと大阪に向かったてんは、怪しい男たちに路地に誘い込まれる。そこに伊能は現れ、男たちを武闘にて一瞬で撃破。「君、大丈夫か?」と膝を付き、てんに手を差し伸べる。てんは“許嫁”として儀兵衛から写真を見せられていた人物が、目の前にいるのだから驚きだ。この絵に描いたような展開に「都合が良すぎる? いえいえ。これがロマンスというものです」というナレーションが入るほど。

 紳士でいて、情熱的な部分もある伊能だが、第2週目のラストではまた違った一面を見せる。新一(千葉雄大)が息を引き取り、てんは婿を取って店を継ぐ決心をし、伊能にもう一度縁談を考え直してほしいと手紙を送る。新一が生前書き記していた新薬についての論文を添えて。伊能は、「日本でしかできない新しい薬を作る」という新一の考えに感銘し、彼の思いを継ぐこと、そしててんの手紙に溢れた家族を思う気持ちに突き動かされた。しかしながら、藤岡家とのビジネスパートナーとして、また“西洋の自由な恋愛”に憧れる伊能は、てんとの縁談の話を破談に。すっかり伊能にメロメロのハツ(竹下景子)が、「後家でよければ、わてもおります」とアピールすると、伊能は吹き出し笑顔になる。クールな振る舞いとはギャップのある笑い顔に、彼の人間らしさが垣間見える瞬間だ。

 また、てんが伊能に投資のお礼を告げるため二人になるシーンでは、彼が思わせぶりな態度を取る。「君に興味がないわけじゃない」と言う伊能は、新一の論文を送付した機転と家族への思いを讃えながら「君となら僕もそんな家族を作れるかもしれない」とてんに視線を送る。では、なぜてんとの縁談をなしにしたのか。「君がほかに思いを寄せる人がいるようだったから」、そう言って人間観察が得意な伊能は、てんの藤吉への思いを見透かしていたのだった。

      

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