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『オオカミ少女と黒王子』菜々緒インタビュー

菜々緒が明かす、ドSや悪女役がハマる理由「ハードルが高ければ高いほどやりがいがある」

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 二階堂ふみと山﨑賢人がW主演を務めるラブコメディ『オオカミ少女と黒王子』が5月28日に公開される。八田鮎子による人気少女コミックを原作に、『さよなら歌舞伎町』『ストロボ・エッジ』の廣木隆一監督がメガホンを取った本作では、恋愛経験ゼロなのに彼氏がいると見栄を張る“オオカミ少女”の篠原エリカ(二階堂ふみ)と、見た目はイケメンなのに中身はドSな“黒王子”佐田恭也(山﨑賢人)の、ウソから始まる恋模様が描かれる。今回リアルサウンド映画部では、恭也を上回るドSぶりを発揮する恭也の姉・佐田怜香役の菜々緒にインタビューを行なった。これまでドSや悪女といった役柄を多くこなしてきた菜々緒は、イメージ通りの役にどう挑もうとしたのかーー。二階堂ふみや山﨑賢人との撮影時のエピソードや、自身の恋愛についてまで、じっくり話を訊いた。

いま飛ぶ鳥を落とす勢いの山﨑賢人くんをぶん殴っていいのかと思った(笑)

20160525-ookami-bamen1.png『オオカミ少女と黒王子』(c)八田鮎子/集英社 (c)2016 映画「オオカミ少女と黒王子」製作委員会

ーー今回菜々緒さんが演じられた怜香は、“ドSなお姉さん”ということで、菜々緒さんにとってはハマり役という感じでしたね。

菜々緒:原作の漫画を読んで、「あ、なるほどな」と思いました(笑)。あと、キャスト情報が発表された時の原作ファンの方々の反応が、「待ってました!」「菜々緒さんでよかった!」という感じだったので、それがものすごく嬉しくて。原作の八田鮎子さんにも怜香の役は私にやってもらいたかったとおっしゃっていただいたり、パンフレットにもプロデューサーさんのコメントで「菜々緒以外に考えられなかった」と書いてあったのもすごく嬉しかったですね。

ーー実際に怜香役を演じてみていかがでしたか?

菜々緒:非常にしっくりきましたね。ドSという強いキャラクターではありつつも、姉として弟の彼女を気にかけるような温かいところも持ち合わせている役柄だったので、そのあたりも演じがいがありました。今まで演じてきたドSや悪女と比べると、今回は全然マイルドですね。人を殴るのも平手ですし、拳銃やナイフも持っていないので(笑)。ドSと言っても、言葉遣いは罵るのではなく説教をする感じなので、非常に愛がある役だと思います。ドSだけど愛がある。その2面性をしっかりとお芝居で伝えようとしました。

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ーー廣木監督から役作りに関して何か注文やアドバイスはあったんですか?

菜々緒:原作から受け止めた私の怜香のイメージと監督が思い描いていた怜香のイメージが結構近かったので、注文やアドバイスはあまりありませんでした。でも「もうちょっとドSを足したほうがいいんじゃない?」みたいなことは言われましたね。廣木監督とは初めてのお仕事だったんですけど、カットカットで区切らずに一連で撮っていくようなシーンが多かったので、自分の気持ちが途切れることなくお芝居することができたのがすごく印象的でした。私は2日間だけの撮影だったんですけど、フィーリングが合うというか、非常に居心地がよくてやりやすかったです。

ーー菜々緒さんはお兄さんがいらっしゃいますよね。お兄さんとの関係が役柄を演じる上で役立つことはありましたか?

菜々緒:兄は人見知りというか、家族とは一定の距離を置く人なので、怜香と恭也の関係とは真逆なんですよね。仲が悪いわけでは全然ないんですけど、手を出すとか会計を払わせるとかはなくて。怜香と恭也が両親のことを話すという、映画ではカットされてしまったシーンがあったんですけど、そういうこともなかったので、役として作り上げた部分が多かったです。でも、実際にこんな弟がいたら大変ですよね(笑)。こんなかわいい弟、私も欲しいです。飛ぶ鳥を落とす勢いの山﨑賢人くんをぶん殴っていいのかと思いながらやっていましたけど(笑)。

20160525-ookami-bamen11.png『オオカミ少女と黒王子』(c)八田鮎子/集英社 (c)2016 映画「オオカミ少女と黒王子」製作委員会

ーー山﨑さんとの共演はいかがでしたか?

菜々緒:恭也のような強めのキャラクターを山﨑くんが演じているのを今まで観たことがなかったから、「おぉ!」と思いました。こういう役もできるんだって。お芝居ももちろんいいんですけど、やっぱりルックスがいいので、完成した作品を試写で観た時に、山﨑くんとふみちゃんのキレイな顔をもっと映せばいいのにって思いましたね(笑)。山﨑くんは結構無口な印象だったんですけど、実際はすごく明るくて。撮影中にとにかく『スター・ウォーズ』を勧められたんですよ(笑)。「すごく面白いんで絶対観てください!」って。つい最近も会う機会があって、「『スター・ウォーズ』観ました?」て聞かれたんですよね。とにかくやたらと『スター・ウォーズ』をオススメしてくるイメージがあって(笑)。あと、すごい天然なんですよ。控室で山﨑くんと一緒になった時、携帯が鳴って山﨑くんが電話に出たんですよね。で、電波が悪かったのか声が聞こえづらかったのか、ひたすら「もしもし」を言い続けていて。それも2分間ぐらい、全然諦めないんです。普通、1回切ってかけ直すとかするじゃないですか。山﨑くんは全然切らなかった。ずっと「もしもし。もしも〜し。も〜しも〜し」とか言い続けていたので、さすがに私も反応しないわけにはいかないなと思って「えっ? 繋がらないんだよね?」ってツッコミました(笑)。

ーー(笑)。二階堂さんはいかがでしたか?

菜々緒:ふみちゃんはこのお仕事をしている中では最近1番よく会う子なんですよ。連絡先を交換してから、ランチや夜ご飯を一緒に食べに行ったり、ヨガに一緒に行ったりするようになって。私は最近あまりそのヨガには通えていないんですけど、ふみちゃんは「あれからまだ行ってます!」って言ってて、意外にアクティブなんだなと思いましたね。雰囲気はホワホワしているけど、結構真面目な話をしたりもするんです。すごく頭のいい子です。ふみちゃんが演じる役柄はこれまで結構ドロドロするようなものが多かったですけど、今回のエリカはこれまでと違う感じで本人もすごく楽しんでいましたね。本当にかわいい妹みたいな存在です。ふみちゃんも山﨑くんも本当にかわいいですよね。「ギュー」ってしたくなります(笑)。

20160525-ookami-bamen7.png『オオカミ少女と黒王子』(c)八田鮎子/集英社 (c)2016 映画「オオカミ少女と黒王子」製作委員会

ーー二階堂さんとのケーキバトルのシーンは印象的でした。

菜々緒:私もケーキとか甘いものが好きでよく食べるんですけど、バイキングとかはあまり行かないんですよね。物足りないぐらいがちょうどいいと思っているので。それは恋愛も一緒で、「ちょっと物足りないな。もっと欲しいな」と思ったところで我慢をしておくと、また次が楽しみになる。ケーキをずっと食べ続けたり、恋人と毎日会ったりって、飽きるじゃないですか。だから次の楽しみのために我慢するんですよ。

      

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