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3歳からクラッシック・ピアノに没頭し音楽大学を目指す傍ら、13歳からサックスやウッド・ベースなどを経て、次第にブラック・ミュージックに傾倒。チャカ・カーン、ロバータ・フラック、アースウィンド&ファイヤー、ティナ・ターナー、マライア・キャリー、メアリー・J・ブライジなど、多くのアーティストのCDを片っ端から聴き込み、完コピに明け暮れて歌い込むようになる。幼少時代や多感な10代には、音楽や歌うことで、様々な葛藤や孤独感を乗り越え、自己存在意義を見い出すようになっていく。
大学入学後、遊びに行ったクラブで飛び入りで歌ったクイーン「ボヘミアン・ラプソディー」。初めて人前で歌を披露したこの1ステージが関西アンダーグランド界で話題を呼び、96年にライヴ活動を本格的に始動させた。この時期にカヴァー曲だけでは自己の感情を抑えきれず、オリジナル音源制作にも力を注ぐようになった。そんな才能、オリジナル曲に目をつけたクラブ系メジャー・レーベル<rhythm zone>から、さらなる音楽的深究を求め、05年12月に1stシングル「Beautiful Life」でメジャー・デビューを飾った。
洋楽のクオリティーに全く引けを取らない奥深く伸びやかな歌聖。エモーショナルでメロディアスなメロディー。ラップ的要素が多分に含まれたテクリカルでトリッキーなフロウ。メッセージ性とファッション性、両極を兼ね備えたリリック。そして、幼少の頃から培った表現力豊かなヴォーカル・スキル。その全てが圧倒的に唯一無二な存在で、同じシーンで活動する多くのアーティスト達からも指示を得ている。