『GTA6』実写レベルの映像に衝撃! “覇権候補”のシリーズ最新作に寄せられる期待
先日公開された『グランド・セフト・オートVI』の長編映像が、世界的に大きな話題を呼んでいる。Netflixでは公開後の4日間で3,110万回の再生回数を記録。グローバル英語映画ランキングで1位になり、またNetflixが集計する93カ国のうち87カ国でも1位に躍り出たという。
Netflixで首位を獲得した『GTA6』の長編映像
今回配信されたのは、PlayStation 5のゲーム内で収録された約27分の映像。実際のプレイ映像を中心に構成されており、街を闊歩したり銃撃戦を繰り広げたりする様子が映し出されている。
とくに注目を集めているのは、3Dグラフィックの圧倒的なリアリティだ。ゲーム画面やゲーム内映像とは思えないほどのクオリティで、「もはやゲームに見えない」「映画が始まったのかと思った」といった反響が相次いでいる。
これまでも“実写並みの映像美”を謳ったゲームは数多く世に出てきたが、たしかに『グランド・セフト・オートVI』のグラフィックは新たな時代の幕開けを感じさせるレベルだ。肌の質感や光の当たり方、モーションなど、どれをとっても、既存のAAAタイトルからさらに一段階進化したようなリアリティを実現している。
なお同ゲームを開発するロックスター・ゲームスの親会社テイクツー・インタラクティブは、決算説明会にて前例のない規模の予約数を記録していると報告。前例のない勢いのため、実際の売上がどれくらいのものになるか予測できないと説明していた。そこにきて新たなゲーム映像が公開されたことで、予約数はさらなる増加が見込まれている。
そもそも『GTA』シリーズは世界規模の人気を誇るIP。前作『グランド・セフト・オートV』(GTA5)は世界で2番目に売れているゲームとも言われている。その新たなナンバリングタイトルがついに発売されるとなれば、世界中がお祭り騒ぎになるのも頷ける。
もはや大ヒットは確実だと思われるが、その上で気になるのは、どれほど前作を上回ってくるのかということだろう。
アニメ調の新作も広げる都市型オープンワールドの表現
『GTA5』の頃と違うのが、“競合”の存在。これまで都市を舞台としたオープンワールドゲームはほとんど競合がいない状態で、都市型オープンワールドゲームとはすなわち『GTA5』のことだった。技術的に、あるいはコスト的に真似したくても真似ができないゲームジャンルだったと言える。
しかしここ最近になって、にわかに都市型オープンワールドの注目作が増え始めた。たとえば中国のHotta Studioは、アニメ調の都市型オープンワールドとして『NTE: Neverness to Everness』をリリース。また来年の1月には、同じくアニメ調都市型オープンワールドの『無限大ANANTA』がグローバルリリースされる予定だ。
考えてみればこれまで『GTA5』くらいしかなかった都市型オープンワールドは、まだまだブルーオーシャンなゲームジャンルと言える。むしろ今が黎明期とも言える状況で、AIなどの新技術の発展により、今後さらに多くの企業が参入してくるかもしれない。
そうして“競合”が生まれたゲーム市場において、最新作『GTA6』はどれくらいの売上を記録できるのか。『NTE』や『無限大』はアニメ調のゲームなので、リアル調の最先端のような『GTA6』とは顧客を喰い合わない可能性もあるが、果たして……。