メルセデス・ベンツ初のEV『CLA with EQ Technology』登場 最大771kmの航続距離を実現
メルセデス・ベンツ日本合同会社は、電気自動車『CLA with EQ Technology』および『CLA Shooting Brake with EQ Technology』を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて予約注文中だ。新型『CLA』は、ドライブトレイン、トランスミッション、プラットフォーム、サスペンション、デジタル体験までを刷新した新世代モデル。新プラットフォーム「Mercedes-Benz Modular Architecture(MMA)」を採用し、CLAシリーズ初の電気自動車として登場する。日本市場では新型『Sクラス』に続き、メルセデス・ベンツが自社開発したオペレーティングシステム「Mercedes-Benz Operating System(MB.OS)」を搭載し、車両全体を1つのインテリジェントなエコシステムに統合している。
エクステリアは「Sensual Purity(官能的純粋)」のデザイン思想を電動化とデジタル時代にふさわしく進化させ、伸びやかなホイールベースと低く流れるルーフライン、ショートオーバーハングによるプロポーションを採用。フロントには、Aシェイプのグリルを電動化時代に再解釈したイルミネーテッドメルセデス・ベンツパターンパネルを備え、142個のLEDで表現したスターパターンを採用している。ヘッドライトおよびリアコンビネーションランプには、スリーポインテッドスターをモチーフとしたライトシグネチャーを採用した。
外装色は、CLA初設定のアクアミント(ソリッド)、ジェットブラック(ソリッド)、クリアブルー(メタリック)、MANUFAKTURアルペングレー(ソリッド)の4色を含む合計8色から選択可能。標準仕様では18インチアルミホイールを装着し、有償オプションのAMGラインパッケージ選択時には19インチAMGアルミホイールを組み合わせる。
インテリアは「日本庭園」に着想を得たデザイン思想のもと、複雑な造形を削ぎ落とし、象徴的なデジタルエレメントを際立たせた空間としている。インテリア全幅に広がるMBUXスーパースクリーン(有償オプション「アドバンスドパッケージ」の装着が必須)、立体的に造形されたドアセンターパネル、前方へ伸びるセンターコンソールは、いずれもフローティングデザインを採用。全モデルにセンターブレースのない一体型固定式ガラスルーフである大型パノラミックルーフを標準装備する。
MB.OS上で作動する第4世代MBUXは、複数のAIを1つのシステムに統合した新しいMBUXバーチャルアシスタントを搭載。ChatGPTやMicrosoft Bingの検索に基づく情報検索をサポートするとともに、Google Geminiとの連携により、ナビゲーションや興味のある場所などに関する詳細を音声操作でユーザーに提供する。新しいMBUXナビゲーションは、Googleマップの地図データ・交通情報と、メルセデス・ベンツ独自のUI/UXを組み合わせた専用ナビゲーションとなっている。
電動パワートレインは、リア・アクスルに永久磁石同期モーターを搭載。『CLA 250+ with EQ Technology』および『CLA 250+ Shooting Brake with EQ Technology』には最高出力200kWのモーターを備え、2速EVトランスミッションを組み合わせる。長距離走行時にはバッテリーからホイールまでの効率93%(欧州参考値)を実現している。
バッテリーは、『CLA 200』系に58kWh、『CLA 250+』系に85.5kWhを搭載。一充電走行距離はWLTPモードで『CLA 250+ with EQ Technology』が最大771km、『CLA 250+ Shooting Brake with EQ Technology』が最大755km、『CLA 200 with EQ Technology』が最大525km、『CLA 200 Shooting Brake with EQ Technology』が最大513kmとなる。充電は6.0kWまでの交流普通充電と、最大100kWの直流急速充電(CHAdeMO規格)に対応する。
空力特性は、『CLA with EQ Technology』でCd値0.21を達成(欧州参考値)。メルセデス・ベンツとして初採用となるマルチソースヒートポンプは、電動パワートレインの排熱、バッテリーの熱、外気という3つのエネルギー源を活用し、一般的な補助ヒーターと比べて同等の暖房性能を得るために必要な電力を約3分の1に抑える。
安全面では、メルセデスにおける同セグメントで初めてセンターエアバッグを標準装備。新世代の安全運転支援機能「MB.DRIVE」を採用し、8つのカメラ、5基のレーダー、12個の超音波センサーによって車両周囲の状況を把握する。新型『CLA』は欧州の自動車ジャーナリストによる投票で「Car of the Year 2026」を受賞しており、メルセデス・ベンツにとっては1974年以来52年ぶりの受賞となる。またEuro NCAPで最高評価の5つ星と、2025年にテストされた全ブランド・全モデルの中で最高評価となるBest Performerに選ばれている。
『CLA Shooting Brake with EQ Technology』は、荷室容量が455Lから最大1,290Lを確保し、後席には40:20:40分割可倒式シートを標準採用。EASY-PACKテールゲートを標準装備する。あわせて、現代のメルセデス・ベンツとして初めてフロントトランクを備え、容量は101Lとなっている。ブランドとしてフロントトランクを備えるのは1930年代のメルセデス・ベンツ130(W 23)以来約90年ぶりだ。
あわせて、『CLA with EQ Technology』『CLA Shooting Brake with EQ Technology』の登場を記念した特別仕様車『Launch Edition』の導入を9月以降に予定している(予定のため変更の可能性あり)。クリーンエネルギー自動車導入促進補助金として98万円が適用可能となる。
■製品情報
『CLA with EQ Technology』/『CLA Shooting Brake with EQ Technology』
メーカー:メルセデス・ベンツ日本合同会社
価格(メーカー希望小売価格・税込):
・CLA 200 with EQ Technology:6,680,000円
・CLA 250+ with EQ Technology:7,750,000円
・CLA 200 Shooting Brake with EQ Technology:6,910,000円
・CLA 250+ Shooting Brake with EQ Technology:7,980,000円
ステアリング:右
パワートレイン:永久磁石同期モーター1基(リア)
一充電走行距離(WLTP):
・CLA 250+ with EQ Technology:最大771km
・CLA 250+ Shooting Brake with EQ Technology:最大755km
・CLA 200 with EQ Technology:最大525km
・CLA 200 Shooting Brake with EQ Technology:最大513km
バッテリー容量:58kWh(CLA 200系)/85.5kWh(CLA 250+系)
充電:交流普通充電6.0kWまで/直流急速充電最大100kW(CHAdeMO規格)
外装色:アクアミント(ソリッド)、ジェットブラック(ソリッド)、クリアブルー(メタリック)、MANUFAKTURアルペングレーほか全8色
補助金:クリーンエネルギー自動車導入促進補助金 98万円
販売チャネル:全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワーク