Kizuna AI擁するActiv8がアソビシステムグループに参画 日本発IPの世界展開を強化
アソビシステムは、Activ8がアソビシステムグループに参画することを発表した。
Activ8は今後もグループ会社として独立した経営体制のもと事業を継続する。両社はこれまで培ってきたブランドやIP、クリエイティブの独自性を尊重しながら、グループ全体の成長と日本発の新たなIPおよびカルチャーの創出に向けて連携を進めていく。また、Activ8の完全子会社であるKizuna AIについても、これまでと変わらずKizuna AIのプロデュース事業を担いながら活動を継続する。
アソビシステムは原宿カルチャーを起点に、きゃりーぱみゅぱみゅを世界へ送り出し、2022年には「Coachella Valley Music and Arts Festival」への出演を実現した。2024年には新しい学校のリーダーズが同フェスに出演を果たし、2022年に始動したアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」では、FRUITS ZIPPERをはじめとするグループが活動の幅を広げてきた。
一方のActiv8は2016年の創業以来、バーチャルエンターテインメントのリーディングカンパニーとしてKizuna AIをはじめとするバーチャルIPのプロデュースや、他社が有するIPやタレントのバーチャルコンテンツ制作を手掛けてきた。
両社はこれまで、2019年に発表されたKizuna AIの楽曲「AIAIAI(feat. 中田ヤスタカ)」の制作をはじめ、次世代型バーチャルプロダクション「ANNIN」の共同展開、CAPSULEによるVRChatライブ「CAPSULE Live in VRChat “メトロパルス”」の実施、2025年のKizuna AI活動再開後の音楽活動、新規IP開発などのプロジェクトを共に推進してきた。「AIAIAI(feat. 中田ヤスタカ)」は、YouTubeを中心に約2,000万回再生を記録し、現在もKizuna AI最大のヒット曲となっている。
グループ参画の背景には、日本発コンテンツの海外市場拡大がある。2023年には5.8兆円まで拡大し、日本政府は2033年までに海外市場規模20兆円という官民目標を掲げている。Activ8は、Kizuna AIをはじめとするバーチャルIPの企画・プロデュースを通じて、アニメ、マンガ、ゲームといったACG領域と深く接続してきた。今後はアソビシステムが持つアーティストプロデュースや音楽制作の知見、グローバルネットワークを活用し、バーチャル領域のさらなる可能性を追求するとともに、音楽面の強化、リアルカルチャーとの融合を進めていく。
今後の取り組みとしては、リアルとバーチャルを横断する次世代のメンズ・ガールズグループの発掘・育成、Kizuna AIの楽曲の共創およびワールドツアー・10周年施策の盛り上げ、アーティストから生まれる新たなファンシーキャラクターIPの創出、新たなバーチャルエンターテインメントの創出が挙げられている。
中川悠介(アソビシステム株式会社 代表取締役)
日本には、世界を夢中にするカルチャーが数多く存在します。アニメ、ゲームはもちろん、VTuberやKAWAIIカルチャーもその一つです。
Activ8は、バーチャルという領域で常に新たな表現や価値を形にしてきたチームです。これまで共にさまざまな挑戦を重ねる中で、新しいカルチャーを生み出していこうとする熱量や姿勢に、多くの共通点があることを実感してきました。そして今回、これまでの取り組みをより発展させ、新たな挑戦を共にできることを大変心強く思っています。
日本から世界へ、新しいIPとカルチャーを一緒に創っていきたいと思います。
大坂武史(Activ8株式会社 代表取締役)
Kizuna AIの誕生から約10年。
バーチャルという領域は大きく広がり、多くの可能性が生まれてきました。
一方で、次の時代のエンターテインメントは、バーチャルだけでも、リアルだけでも生まれないと思っています。アーティスト、キャラクター、音楽、ファッション、コミュニティ。
さまざまなカルチャーが交差する場所にこそ、新しい熱狂が生まれると信じています。
アソビシステムさんとは長い時間をかけて挑戦を重ねてきました。
この2社でなら日本から世界へ誇れるIPを生み出していける。
そう確信しています。