CyberAgent LegitがAI音楽生成技術でオリジナル楽曲制作へ 豊洲PITでのワンマンライブで披露
プロダンスチーム「CyberAgent Legit」が、7月23日に豊洲PITで開催される「CyberAgent Legitワンマンライブ2026」において、イレブンラボのAI音楽生成技術を活用して制作したオリジナル楽曲をパフォーマンスで使用することが発表された。
CyberAgent Legitは、株式会社サイバーエージェントが運営するプロダンスチームで、プロダンスリーグ「D.LEAGUE」に所属している。同リーグで4年連続レギュラーシーズン優勝を果たしており、2024年には英国のオーディション番組「Britain's Got Talent」でGolden Buzzerを獲得するなど、国内外で評価を得ている。監督はRADIO FISHとしてNHK紅白歌合戦への出場経験を持つFISHBOYが務める。
今回の取り組みでは、CyberAgent LegitがイレブンラボのAI音楽生成技術を活用し、ワンマンライブで使用するオリジナル楽曲の制作に挑戦する。ダンス、音楽、演出を融合させるライブパフォーマンスの中で、AIを創作プロセスの一部として取り入れることで、新たな表現の可能性を提示することを目指すという。
イレブンラボはAIをクリエイターの代替ではなく、創造性を拡張するパートナーとして位置づけており、今回の取り組みを通じて、トップレベルのパフォーマーがAIを創作にどう取り入れ、身体表現へと昇華させるのかを発信していく方針だ。
■コメント
・Jack Teramura(イレブンラボ ジャパン合同会社 Head of Marketing (Japan & Korea))
私は以前から、AI音楽生成技術はクリエイターの表現の幅を広げるだけでなく、これまで音楽を「利用する側」だった人たちが、自ら楽曲を制作し、その権利を持てるようになる可能性を秘めていると考えていました。
ダンサーは長年にわたり、既存楽曲を活用しながら素晴らしい表現を生み出してきました。一方で、自身のパフォーマンスに最適化されたオリジナル楽曲を制作し、その楽曲を自身の資産として活用する機会は限られていました。
今回、CyberAgent Legitの皆さまがイレブンラボを活用してオリジナル楽曲制作に挑戦されることは、単なるAI活用事例ではなく、ダンサーやパフォーマーが新たな創作の可能性を手にする挑戦だと考えています。
私たちはAIをクリエイターの代替ではなく、創造性を拡張するパートナーとして位置付けています。
本取り組みが、ダンサーやクリエイターが自ら音楽を生み出し、新たな価値を創出する未来への第一歩になることを期待しています。
・FISHBOY(CyberAgent Legit 監督)
ダンスは音楽とともに育ってきた表現でありながら、ダンサーはこれまで「誰かが作った音楽に乗って踊る」立場でした。AIを創造性を拡張するパートナーとして位置づけることで、その状況を変えられると考えています。
なかでもElevenLabsを選んだのは、多くのAI音楽サービスが学習データの権利処理という壁に直面する中で、権利者と正面から向き合い、合意の上で作られたサービスだったからです。その姿勢が、音楽と誠実に向き合いたい私たちの考え方と重なりました。
AI生成が音楽のすべてを代替することはありません。楽曲の価値の根幹はストーリーとライブ感にあるからです。であるならば、ダンサーはAIと共に作った音楽にストーリーとライブ感をダンスで醸成することができるのです。新たな方法で、楽曲の価値を創造できる時代が、今始まろうとしています。ダンサーが「振付〜実演」から「楽曲制作〜振付〜実演」へと創造の範囲を広げ、今までは実現できなかった世界観創造とそれに伴う権利収入を得られる未来へ。
まずはワンマンライブから。責任と誇りを持って、この挑戦に臨みます。