芸人が現役アナに「好きじゃなさそう」とストレートな指摘 婚約相手に“違和感”も 『時計じかけのマリッジ』4話
「30日後に結婚します」。そんな衝撃の宣言から幕を開ける究極の期限付き婚活リアリティショー『時計じかけのマリッジ』が、4月28日についに開幕した。参加するのは、恋愛には自信があるものの婚活は初心者の女性3人。人気婚活番組への出演経験を持つ経営者のあやか(中野綾香)、ABEMA現役アナウンサーのゆか(西澤由夏)、モデルのなつえ(徳本夏恵)だ。
舞台は夜景を望む豪華な“ハウス”。平均年収2,000万円超え・ルックス抜群の男性30名が彼女たちを迎えた。腕時計型のカウントダウンが結婚式までの30日間を刻み続けるなか、女性が合鍵を渡し男性がハウスに来れば即座に「0日婚約」が成立。さらに29日間の同棲がスタートする仕組みで、合鍵を受け取ってもらえなければ、その相手とは二度と会えない。
指南役は辛口の婚活アドバイザー・植草美幸氏、MCはサバンナ・高橋茂雄、夏菜、エルフ・荒川、森香澄が務める。今回は、女性たちの友人が登場しそれぞれの関係に切り込んだ5月19日放送の第4話を振り返っていきたい。
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「プライド高くね?」「好きじゃなさそう」友人たちが婚約相手への“違和感”指摘
第4話では、第3話の“婚約継続”の決断を経て、それぞれの本音が見えてくる。同棲を続けることを選んだあやかとショウゴ(建築会社経営)だが、ショウゴは彼女としっかり話をできていないことから「婚約生活の1日に入ってない」「継続した理由はない」「今日はカウントにしなくて、継続して明日話できたらいいなって」と、かなり温度の低い言葉を口にする。ダイチに惹かれながらも自分を選んだあやかに対して、本当に気持ちがあるならほかの男性を選ばないのではないか、という思いが残っているようだ。
一方のあやかも、ショウゴとなかなか向き合えていないことに不満を募らせる。嫉妬をのぞかせる彼に思わず「ダサいよね。普通に」と苛立つ場面もあり、その言葉にショウゴの表情も曇る。継続を選んだ2人だが、関係には早くも不穏な空気が漂っていた。
なつえと婚約中のチェンもまた、「前に飲んだ女の子にいい感じに思われてるっぽくて、ご飯誘われて」「行っていい?」と独特の揺さぶりを見せる。「結構モテるんですよ、こう見えて」と話しつつ、最終的には「もともと行かないつもりなんですけど」と明かすチェン。相手に選ばれるだけでなく、自分にも選ぶ権利があると示すような発言に、スタジオの高橋は「番組のことも殴ってきてる」と反応。森も「それが真の対等だから」と、チェンらしい切り返しにうなずいていた。
そんな今話での大きなトピックは、女性たちの友人を招いたホームパーティーだ。準備中、ショウゴはメモを取り出し、「浮気のラインはどこから?」「ストレスの処理方法」「人生の理想像」などをあやかと話し合う。その姿勢に、あやかは「真剣に結婚を考えてたし、めっちゃよかった」と前向きな反応を見せる。
あやかのもとには、登録者60万人超えのYouTuber・えみ姉が登場。ショウゴと3人で会話中、子どもについての話題になると空気が変わった。あやかから「産めなかったとしたらどうする?」と聞かれたショウゴは、「そこ考えたことなかったな」「努力するしかないんじゃないかな」と答える。えみ姉は、ショウゴの未来図には子どもが必須なのではないかと感じたようで、彼がいない場であやかに「その話した時に顔が曇ったじゃん」「ちょっとプライド高くね?」と、彼女が抱えていた不安を代弁するように踏み込んでいく。
えみ姉はさらに、「あやかさんの人生をちゃんと歩んでほしいわけ」とも発言。「俺が俺が」というショウゴの意見にあやかがうなずき続ける結婚生活は嫌だ、と友人として率直な思いを伝えた。本人同士では流してしまいそうな違和感が、友人の目を通すことでよりはっきり浮かび上がる。
ゆかのもとを訪ねたのは、お笑いコンビ・レインボーの池田直人。池田が、残り20日ほどで婚約へ向かうことに切り込むと、リョウ(大手勤務・モデル)は「正直言うと想像できてないところがあって……」と本音を漏らす。
その後、ゆかと2人になった池田は「全然西澤ちゃんが(リョウのことを)好きじゃなさそう」「リョウくんに会うためにこれ参加した?」と彼女に問いかける。その言葉をきっかけに、ゆか自身も“しっくりこない”違和感を見つめ直す。さらに池田は「リョウくん、(結婚の)覚悟なくない?」と指摘。「チューしてるとこ想像できる?」と聞かれたゆかは、「想像したことなかったかも」と気づいてしまう。
その後、ゆかはリョウに自分への気持ちを確かめる。するとリョウは、ゆかを恋愛対象として見ていたわけではなく、「好き」とも少し違う気がすると明かす。これまで注いでくれていた感情が少し嘘のように感じてしまったとこぼすゆか。優しさはある。けれど、それが恋愛感情や結婚への覚悟と結びついているのか。そこに大きなズレが見えてきた。
なつえの友人として登場したモデルのNANA TOKUSEは、チェンとの関係について「どこまで進んだ?」「スキンシップは?」と、2人の距離感に切り込む。さらに、なつえとチェンは過去の恋愛についても話し合った。過去の恋愛をもとに「傾向と対策」ができると語るチェンに対し、なつえも恋愛リアリティショーをきっかけに3年半付き合った恋人との関係を振り返る。うまくいかなかった過去や、壁にぶつかった時の向き合い方を共有することで、2人の距離は少しずつ縮まっているように見えた。
「ちょっと自分が疲れてきた」ショウゴの本音にあやかが涙
一方、あやかも前日の件についてショウゴと話し合う。「相手のことを考えたり、相手の立場に立って話してくれないところ」に不安があると伝えるあやか。友人たちも同じように不安を感じていたことを打ち明けると、ショウゴは「努力はもちろんしてるからさ、俺」と言い返す。互いに向き合おうとしているはずなのに、言葉は少しずつすれ違っていく。
自分が本当は友人たちに「絶対この人がいいよ」「絶対幸せにしてくれるよ」と言ってほしかったのかもしれないと涙を見せるあやか。自分自身にも成長できていない部分があると認めながら、それでもこのまま進んでいいのか、迷いは深まっていく。
そして決断の時間へ。なつえとチェンは婚約継続を選ぶ。過去の恋愛や、壁にぶつかった時の向き合い方を話したことで、互いの価値観をより深く知る時間になったのだろう。
対して、ゆかとリョウは婚約破棄へ。ゆかは「この年齢でリョウくんみたいな優しさを知れたことは本当に幸せ」と感謝を口にする。そのうえで、リョウが尽くしてくれる理由を尋ねた時、「私だから」という答えが一度も出てこなかったことに触れ、「無理させちゃってたんだなって」と振り返る。優しい理想と現実との乖離に、自分自身が不安になってしまったのだという。リョウと別れたあと、ゆかは一人クローゼットルームで涙をこぼしていた。
さらに、あやかとショウゴも婚約破棄に。決断をしたショウゴは「ちょっと自分が疲れてきたってのも正直あったのかな」と本音を吐露。あやかは「申し訳ない気持ちもめっちゃあるし、もっとありがとうを言えばよかった」と涙を見せた。最後の最後まで、自分から婚約破棄を選ぶ勇気が持てなかったというあやか。小さな違和感の積み重ねを経て、2人の関係は限界を迎えてしまったのだろう。
第4話のラストでは、今回婚約破棄を経験したあやかとゆか、そしてなつえが肩を寄せ合うようにして言葉を交わす。あやかは「世の中の婚活してる人たちはさ、これも一人なわけよね」「婚活女子すごっ」と、涙まじりに口にした。
相手を選ぶことも、関係を続けることも、終わらせることも簡単ではない。涙の多い第4話は、婚活に向き合う女性たちの強さがにじむ回でもあった。
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