マイクロソフトの“あのイルカ”が復活 日本語入力アプリ『Copilot Keyboard』正式版で

マイクロソフトの“あのイルカ”が復活

 Microsoftが開発するWindows 11専用の日本語入力アプリ(IME)『Copilot Keyboard』が、正式版としてリリースされた。あわせて、かつてMicrosoft Officeに登場していたアシスタントキャラクター“カイル”が、Copilotキャラクターとして復活することも発表された。

 『Copilot Keyboard』は、Microsoft AIチームが日本語入力の特性を踏まえて開発した日本語IMEだ。2024年10月にベータ版として公開されて以来、約6か月にわたりユーザーからのフィードバックを受けて改善が重ねられてきた。

 ベータ期間中には、ユーザー辞書機能やキーカスタマイズ機能の実装、かな入力への対応、変換キーまたは「Win + /」による再変換への対応、毎月の辞書データ更新、32ビットアプリ上でのクラッシュ修正およびパフォーマンス改善などが行われている。

 本アプリは「素早く、気持ちよく」という入力体験をコンセプトに、3つの価値を掲げている。1つ目は「AIが寄り添う変換体験」で、Copilotのテクノロジーを活用し、新語が定期的に辞書に追加されることで、SNSで生まれる新しい言葉や注目を集める用語にも自動で変換候補が対応する。


 2つ目は「Copilot Searchとの連携」。変換候補からそのままCopilot Searchでシームレスに検索ができ、候補の横の虫眼鏡型のボタンをクリックするだけで、Webでの深堀り検索まで行える。文章を書く流れを止めずに調べることができる設計となっている。

 3つ目は「着せ替えテーマ」。お気に入りのキャラクターを選ぶことで、入力環境を自分好みにカスタマイズできる。

 今回の正式版リリースに合わせて追加されたのが、イルカのキャラクター“カイル”だ。カイルはかつてMicrosoft Officeに登場していたアシスタントキャラクターで、以前から多くのユーザーから復活の要望が寄せられていたという。


 『Copilot Keyboard』ではCopilotキャラクターとして登場し、入力中にユーザーの作業をサポートする。カイルを選択すると、専用テーマで入力環境が彩られ、デスクトップにもカイルが登場する。カイル以外のキャラクターもこれまで通り選択可能となっている。


 『Copilot Keyboard』はWindows 11専用で、x64版とARM版の両方に対応。Windows 10以前のバージョンでは利用できない。無料でダウンロード・利用でき、追加料金やサブスクリプションは不要。入力データはユーザー専用の辞書として端末内にのみ保存され、外部への送信やAI(LLM)のトレーニングへの使用は行われない。従来のMicrosoft IMEと併用可能で、ユーザー辞書のインポートにも対応している。

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