VTuberからプロゲーマーまで“配信者のカード化”で話題拡大 『Xross Stars』(クロスタ)が盛り上がる理由

 ゲーム配信・eスポーツ界隈において、いま独自の存在感を放ち始めているのがトレーディングカードゲーム『Xross Stars』(クロスタ)だ。本作の特徴は、単なる新作TCGにとどまらず、ストリーマーやVTuber、プロゲーマーといった配信者そのものをカード化している点にある。たとえばCrazy Raccoonやぶいすぽっ!、Neo-Porteに所属する人気タレントが参加しており、そのファン層を巻き込む形で注目が広がっているのだ。

 ゲームとしては、プレイヤーが4人のリーダーでチームを組み、デッキ50枚・タクティクスデッキ5枚で戦う対戦型TCG。相手のリーダー4人をすべて倒すことで勝利となるラウンド制を採用している。特徴的なのは、相手のリーダーを倒すことで自身のリーダーが覚醒し、より強力な状態になるシステムだ。単なるライフ削りではなく、キャラクター性とゲーム展開が密接に結びついたゲームとなっている。

 現時点では、柊ツルギや夜絆ニウなどが封入された第三弾が2026年3月27日から発売中。第一弾では、だるまいずごっどや橘ひなの、渋谷ハルといった配信者たちが登場した。また、第二弾では甘結もかや赤見かるびなどの他に、かずのこやどぐらといった格ゲーマーたちがカードとして導入されている。

 描き下ろしイラストによって製作されたカードはどれもクオリティが高く、コレクション性が高いことが特徴。遊ぶだけでなく推しを集める楽しさも兼ね備えているため、ファングッズとしての魅力も大きい。なかには、ビジュアル的にカード映えするVTuberだけでなく、実写のままカードになっているストリーマーも。例えば、UUUM所属のトナカイトや元プロゲーマーのけんきといったメンバーがそのまま採用されており、カードごとの違いを楽しめるようになっている。

 『Xross Stars』では、これまでに配信されたゲームの一部シーンを再現したカードが多く、思い出を振り返りながら開封できることも特徴だ。動画配信プラットフォームでは、実際に導入されたストリーマーたちによる開封動画が多く投稿されている。直近では柊ツルギが配信を行っていたが、関係のあるストリーマーたちや自身が登場するたびにテンションが上がっており、終始嬉しそうにカードを開けていた。藍沢エマや猫麦とろろなどの高レアカードも複数当てており、視聴者もその結果に一喜一憂している。

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 従来のTCGが「ゲームの面白さから人気が拡大する」のに対し、本作は「タレント人気を起点に配信で拡散される」という逆方向の広がり方をしている。出演タレント自身がプレイ・紹介する導線があらかじめ設計されているため、ゲーム実況やライブ配信との親和性も高いと言えるだろう。

 『Xross Stars』は単なるカードゲームではなく、配信文化と密接に結びついた新しいタイプのコンテンツだ。今後もタレントの追加が行われていく予定であるため、開封や大会展開などを通じて露出が継続していくはず。配信とTCGの融合がどこまで拡張されるのか、その動向に注目が集まる。

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