安藤美姫、トリノ五輪15位で「応援から批判に変わった」 現役時代の挫折と娘との絆明かした『秘密のママ園シーズン2』7話
「建前爆破!本音を語る、ママによる、ママのための、情報バラエティ!」を掲げるABEMAの情報バラエティ。2月1日からシーズン2が始まり、MCは滝沢眞規子、近藤千尋、峯岸みなみが務める。3児の母である滝沢と近藤、2024年7月に第1子を出産した峯岸がそれぞれの実感を持ち寄りながら、共感度の高いトークを繰り広げていく。本稿では#7を振り返る。
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「のぞき見!隣のママ」は、今回は特別編。登場したのは、プロフィギュアスケーターの安藤美姫だ。2002年のジュニアグランプリファイナルで、女子選手として史上初の4回転サルコウを成功させ、一躍注目を集めた。現在38歳の安藤は、小学6年生の長女・ヒマワリさん、母親、愛犬と暮らしている。自宅兼事務所ではヒマワリさんが出迎え、昼食にはボルシチが並ぶ。料理なども、できることはなるべく自分でやらせ、自身はアシストに回るスタイルだという。
密着では、安藤の現役時代の苦悩についても語られた。メダル獲得が期待されたトリノ五輪では、前年末に骨折した右足小指が完治しないまま競技に臨み、総合15位に終わった過去がある。「誰も守ってくれない。いい時はいいことだけ言って、結果が出なかったらいらない。18歳の時に理解ができた」と振り返り、「メディアの方もサーっていなくなった」「応援の手紙から全部批判の手紙に変わった瞬間」と、当時の挫折経験を明かした。
13年前、「未婚の母」として出産を公表した安藤。2011年に世界女王となり、一度は引退を決意したが、妊娠が分かったことで復帰を選んだそうだ。
「娘ができたからこそ、自分が何をしてあげられるかなと思ったときに、やっぱりスケートしかなかった」
「もう1回カムバックすることで、自分のスケーター人生に娘が欠かせないという証を残したかった」
とその理由を語ったが、復帰後の生活は過酷なものだったという。「試合の間でも夜泣きはするし、枕に向かって叫びまくったりとか……」と孤独な日々の中でも、「自分の弱音を吐きたい気持ち以上に、幸せを彼女がくれた」「娘がいなかったら多分ダークな感じ(笑)。光をくれた存在」と、娘の存在の大きさを語った。
番組への出演については、ヒマワリさん自身も悩んだという。テレビ出演そのものは嫌ではないものの、「お母さんは美姫なんでしょ」と言われることに葛藤があったそう。安藤が「自分で選びなさい」と伝えたところ、2〜3日泣いた末、自らチャレンジしたいと決めたとのことだ。
そんなヒマワリさんは5年前から本格的にスケートに取り組んでおり、安藤自身もかつて師事したコーチに預けている。安藤の先輩スケーターが娘とアイスショーで滑る姿を見て、ヒマワリさんが「ひまわりもママと一緒に滑りたい」と言ってくれたことがうれしかったと、安藤は笑顔を見せた。
朝6時から小学校最後のお弁当を作る場面では、ひまわりの形に切ったウインナーに峯岸が思わず涙。「脚光を浴びるというのは、光の裏に影もある。立派なお嬢さんを育てて、それがどれだけ大変なことか」と、母娘の絆に胸を打たれていた。
「建前爆破!井戸端会議」では、前回に続きフェムケアが話題に。NMN配合の膣美容液や膣洗浄ジェル「インクリア」といったケアグッズのほか、膣へのヒアルロン酸注入や小陰唇縮小術といった最新の医療も紹介された。元AAAの伊藤千晃は、フェムテックを学び始めて5年になるといい、「こんな話をできる場所がまずなかった」「女の人がフェムゾーンの話をするってはしたないと思われたり」「発信したばかりの頃はコメントで『なぜ性やシモのことを話すんですか?』と(意見を)いただいたりしていた」と、当初の世間の反応を振り返る。その上で、多くの女性に知ってもらい、選択肢が増えることはいいことだと笑顔を見せた。
そして、今回から新企画「異論激論!ママ園サミット」がスタート。ママ界隈で炎上しやすいテーマに正面から切り込む討論企画で、夫婦問題の専門家を迎えた初回のお題は、「夫婦で財布を分けるか、分けないか」。令和婚夫婦の73%が財布を別々にしているという調査もあり、SNSでもたびたび議論が盛り上がるテーマである。
スタジオの意見も割れた。滝沢は、子ども3人が留学に行った後、「私は私でできます」と、自身の生活費は自分で賄っているという。近藤は完全折半、新川は財布を分けない派で、夫の給料を全額管理し、お小遣い制にしていると明かした。峯岸は財布自体は分けていないものの、家族カードを使い、生活費は基本的に夫が負担する形だという。それぞれの家庭でお金の管理方法が異なるからこそ、スタジオでは各スタイルのメリットや難しさについて議論が交わされた。
さらに、「夫婦の喧嘩はその日のうちに解決するか」というテーマも議論に議論に上った。滝沢は「昔は1週間口を利かないとか平気でやりました」と振り返る。峯岸は「自分自身の冷却期間が必要」としながらも、どちらが正しいかを突き詰めることに時間をかけすぎていたと話す。悪いと思ったときに素直に謝る感覚を持てるなら、「その日のうちに解決する」という考え方もありかもしれないと、気持ちの変化をのぞかせた。
「秘密の匿名アフタヌーンティー」では、イヤイヤ期の子どもへの向き合い方や、産休3カ月で仕事復帰したあとの育児との両立について相談が寄せられた。峯岸も同じく産休3カ月で復帰しており、体型維持を含めた仕事との両立の難しさに言及。芸能の仕事は現場を離れにくい事情もあるなかで、新川は「うちはお金で解決しています」と、シッターやお迎え代行を頼ることも選択肢のひとつだと主張した。
今回も赤裸々なトークが続いた『秘密のママ園シーズン2』。次回予告では、引き続きスタジオゲストとして登場する安藤がさらに踏み込んだトークを展開しそうな予告もあり、どんな本音が明かされるのか注目したい。
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