くるまの旅にひろゆき登場!“撮れ高問題”は解決するのか?『世界の果てに、くるま置いてきた』9話
『世界の果てに、〇〇置いてきた』シリーズの第3弾『世界の果てに、くるま置いてきた』の第9回が11月23日に放送された。
前回、バングラデシュを後にし、無事ダージリンに着くと、観光地によくあるオブジェ「アイラブダージリン」のところに、ひろゆきが! しかし、実はひろゆき、ダージリンに着くよりも以前、高速バスに乗る前からベンチに紛れて座っていたとのこと。これにはくるまも驚き。「僕、視野が狭いんですよ」と言い、やや気まずそうにしていた。
そんなひろゆきに対し、くるまは昨晩夕食を共にした青年・アモールが「明日ダージリンに帰る」と話していたことを信じ「今日はアモールの家に行くんだ!」と意気揚々と話す。しかし、これにはひろゆき半信半疑。そして、言われた電話番号に電話をかけると、英語でもネパール語でもヒンディー語でもない、言葉を話す女性に繋がった。これにはくるま、驚きの表情。しかし、大前Dはなんとなくその様子を察していたよう。前日、アモールは大前Dに「お店を紹介したんだからお金が欲しい」と言い、その友達・ラッキーは大前Dにだけ、大麻があることをちらつかせていたからだ。
しかし、そこで引きずりすぎないのがくるまの良いところ。わりきって、ひろゆきと共に眠る宿を探し始めた。この際、ひろゆきは宿にお金を払う前に「部屋を見て良いか?」と聞き、お金を払うか払わないかを決めるという旅に対して慣れている感じを見せた。
また、今回放送された第9回で印象的だったのは、ここまでの旅での撮れ高の少なさについてくるま、そして大前Dを始めとする制作陣が頭を悩ませていることをひろゆきに打ち明けたシーン。これに対して、ひろゆきは「みんなで一緒に反省会すれば良いじゃないですか」と言い、その日の夜、就寝前に一同はホテルの部屋で反省会をすることになった。
そこで大前は「もっと現地の人の家に泊まる」とか、そういうのが欲しいと提案。しかし、くるまは「お金なくなったから人の家に泊まるはわかるんですけど……」とお金があるのに人の家に泊まることへの違和感を吐露。「それ嘘つき出したら、わけわからなくなっちゃうような気がして……」「ドキュメンタリーに寄せると、コメディしちゃうんだもん」と持論を展開。さらに、カメラがある時点でリアルを撮るのは不可能だと主張した。これを聞いていたひろゆきは「くるまさんの旅なんで、あまり前に出てない感じにしている」と言い、あくまでも見守っていたということを後ほどカメラの前で明かす。こうして7日目は終了した。
そんな反省会もあって、次の日は難民キャンプへ行き、そこに住む人たちに話を聞く様子も。ドキュメンタリー要素が豊富だった今回の放送。そんな一行の元に、次回は前作の中心人物・東出昌大が合流するようだ。果たして、どのようなシナジーが生まれるのか。期待して見守りたい。