レグザよりRGB Mini LED液晶搭載テレビが12月5日に発売 より色鮮やかになったパネルにAIで高画質化
TVS REGZAは、RGB Mini LED液晶を搭載したレグザ「116ZX1R」(116V型)を日本で初めて12月5日に発売する。バックライトには、高い色純度で発光する直接発光型RGB LEDを採用しており、3色のLEDそれぞれの発光を独立して制御することで、より鮮やかな色表現を可能にした。色域は、従来の量子ドットを使用したMini LEDと比較し、約110%の広色域化を実現している。
搭載された独自の「レグザエンジンZRα」はAIが映像を分析してRGB Mini LEDバックライト液晶パネルの色表現を引き出す。絵柄を分析し、エリアごとのRGB LEDを独立駆動する「RGB独立エリア駆動PRO」は絵柄に必要な色を発光し、高色純度で高コントラストな高画質を再現する。他にもコントラストを強化する「RGBエリア輝度ブースト」、高画質化を行う「RGB AIシーン高画質PRO」などが盛り込まれている。
音響周りでは、「レグザ重低音立体音響システムZIS」を搭載。20個のスピーカーを実用最大出力110Wのマルチアンプで独立駆動することで5.1.2chを実現する。「レグザイマーシブサウンド360PRO」にも対応するオーディオポストプロセッサーでチャンネルごとに適切な補正を行うことで、ライブコンサートや映画館のような立体的で迫力のあるサウンドを再生できる。
またAIを活用した機能として、コンテンツの音声成分を認識して、音声と環境音のバランスを調整できる「レグザAI快適リスニング」も用意されている。コンテンツの環境音を下げて人の声を聞きやすくしたり、逆に解説の音を抑えてスタジアムの歓声を大きくしたりすることが可能だ。
その他に便利機能として、ボイスを通じて生成AIがオススメの作品を紹介する「レグザAIボイスナビゲーター」、録画をせずとも番組を後から楽しめる「タイムシフトマシン」に対応している。
2画面に分割させるダブルウインドウや、好きなタレントや好みのテーマを「みるコレパック」に登録することで録画やアクセスができる機能も搭載された。
「番組こねくと」を使うことで、番組単位で各話をまとめてチェックしたり、気になる番組の出演者や番組詳細だけでなく、その番組の配信先も確認できる。リモコンにはネット動画サービスにワンタッチでアクセスできるボタンが12個搭載されている。