くるま、異国で相方へ想いを馳せる「子どもが生まれたんすよ」『世界の果てに、くるま置いてきた』8話

 『世界の果てに、〇〇置いてきた』シリーズの第3弾『世界の果てに、くるま置いてきた』の第8回が11月16日に放送された。

 近すぎるツインベットで寝ることになり、そこで語り合った大前Dとくるま。その仲は縮まったように見えたのが、前回の放送だった。そして、国境の街からのインドを目指す一行。経由地点まで、高速バスで向かう。しかし、経由地からのバスはなく、ハイエースで国境へ向かうことに。値段は張るが、かなり快適な移動でバングラディシュ編の終わりが見えてきた。

 そんなバングラディシュでの思い出について、くるまは「優しすぎた」と一言。「俺、なんもしてないっすよ。すべてバングラディシュ人の力」と感謝。バングラディシュでの旅に「光をかざす」というキャッチコピーをつけた。

 そして、無事インドへ。オートリキシャ(三輪車のタクシー)に乗って、目的地へと移動するバスターミナルを目指した。ここでくるま「当たり前だけど、英語って楽っすね」としみじみ。ベンガル語の環境に6日間もいたからこそ、ありがたみを噛み締めていた。

 そして、目的地・シリグリ行きの高速バスを見つけたが、まさかの人数がパンパン。さすが人口世界一の国、よく見るインドの通勤風景を彷彿とさせる光景が広がっていた。しかし、途中で「一番後ろが空いているよ」と案内を受け、無事座って移動できることになった。

 ヒマラヤ山麓のふもとにあるシリグリ駅に着くとホテルにチェックイン。そして、駅前で「このあたりで一番おいしいカレーは?」と住民に聞き、勧められたお店に。すると、住民たちはバングラディシュと同様、お店まで着いてきてくれる紳士ぶりを見せてくれた。

 聞くところによると、道案内をしてくれた2人は世界中の軍隊で重宝されるネパールの山岳地帯出身の戦士・グルカ兵。ドリンクを振る舞わなきゃといい、一行を地下へと案内した。そこの場所は、まさかの併設されたBAR。これにはくるま、テンションが上がりっぱなし。インドの若者に人気のあるビールを酌み交わしていた。

 その青年・アモール、話を聞くところによると父と母が立て続けに亡くなってしまい、今は妻と7カ月の子供を養うためにツアーガイドの仕事もしているのだそう。「あんまりいい人生ではないよ」と言い、涙を流した。そして「もし明日ダージリンに来るのなら、妻と子供を紹介させてくれよ」と提案。くるまも嬉しそうに、その提案に乗った。

 そんな最高の夜に、くるまはルーフトップバーへ。そしてシーシャを吸い、ウィスキーを飲む。そこでくるまはおもむろに「相方に子どもが生まれたんすよ」としみじみ。「カラオケしてぇ」と言いつつ、オートリキシャに乗って熱唱。そんな夜を過ごした翌日、案の定起きてこないくるま。1時間遅刻し、昼もカレーに舌鼓を打っていた。

 そして、バスでアモールの待つダージリンに。しかし、そのバスは4時間、エアコンなし。どうやらダージリン行きのバスにエアコンのあるものはないらしく、この旅最大の試練を迎えていた。しかし、いざ乗ってみると山道を通るため意外にも涼しく快適な様子。これには強運なくるま「また、やっちゃいました」と笑顔を見せた。

 そして、無事ダージリンに着くと、そこにはひろゆきが! ここから合流するとのことで、くるまとどんな化学反応を見せるのか楽しみだ。

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『世界の果てに、〇〇置いてきた』シリーズの第3弾『世界の果てに、くるま置いてきた』。本記事では第7話を紹介していく。

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