100年前の技術を取り入れたツリーハウスがすごい 『イッテQ!』にも出演“沖縄のターザン”のDIY技術に脱帽
YouTuberのキジーが10月21日、3年前から建設していたツリーハウスがついに完成したと報告した。
キジーは沖縄県の森や海などで自給自足生活の模様を発信するYouTuber/実業家で、チャンネル登録者数は28.1万人を数える。『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)にも出演する人気者だ。
沖縄の森林を舞台にしたツリーハウス建設が始まったのは2021年10月。金属および化学製品を一切使用しないことと、沖縄の職人による伝統技術と最新技術を織り交ぜることをコンセプトとし、ツリーハウスリゾートの開発・運営を行う沖縄県名護市の企業ツリーフル ツリーハウス協力のもと、工事を開始した。
建物の基礎となるのは、5本の大樹。そこに、床を設置する上で欠かせないツリーハウスアタッチメントボルトを打ち付けるところから始める。その後、床張りをし、階段、ウッドデッキ、巨大な茅葺き屋根、2階部分を製作するなど、少しずつ理想の空間を作り上げていった。
「【最終回】100年前の技術を取り入れたツリーハウスが完成したァァァ!!」と題した動画では、長きにわたる工事がようやく完了。キジーは「ツリーハウスやっと完成しましたー!」と雄叫びを上げ、「いや~、長かったですね」と感慨深そうに話した。着工から竣工までにかかった期間はおよそ3年。長い月日を要した理由は、「金属不使用」にこだわったからだという。沖縄といえば台風が多いことで知られている。そのためキジーによれば、激しい雨風に晒されても耐えうる家にするにはどうべきか試行錯誤した時間が非常に長かったのだとか。
またツリーハウス内には、ベッドを置き、バーベキューエリアも設置したそう。キジーは「泊まれるようになります」と一般に開放することを示唆し、「森に包まれたこの環境の中で寝るということを、人生で一回でもいいから体験してほしい」と熱弁した。
さらにツリーハウスとは別に母屋があり、そこには家具・家電、風呂・シャワー・トイレなど現代的な設備が用意したとのこと。キジーは「眠れない方はそこで眠ればいい」と、アウトドア慣れしていない人にも配慮した施設であることをアピールした上で、「皆さんがやんばるを楽しむための宿になることになったので、ぜひご利用ください!」と呼びかけていた。
キジーが3年かけて手掛けた、沖縄の大自然を肌で感じながら宿泊できるツリーハウス。コメント欄にはねぎらいの言葉とともに、実際に遊びに行きたいという声が集まっている。