がん宣告で余命1年半……土屋アンナが実の母に告げる想い「自分の膵臓をあげる」

 9月5日より、ABEMAにて今を生きる女性の“幸せ”を、MEGUMI・剛力彩芽・ヒコロヒーが本音で語り尽くす番組『ダマってられない女たち』シーズン2がスタートした。“ダマってられないおんな”とは、他者に物申すわけではなく、思わずおしゃべりが止まらなくなる状態のこと。当番組はさまざまな女性の人生観に触れ、自分自身の価値観と照らし合わせるなかで、“女性の幸せ”について考えていく。

 本稿では、第1回の内容を振り返りながら、見どころを読み解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。

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 まず登場したのは、土屋アンナの母・眞弓さん。昨年6月に膵臓がんで余命1年半の宣告を受けた眞弓さんが、病に気づいたきっかけは胃の違和感だったという。胃に異物が残っている感じがして病院に行くと、「消化されずに残った液体が3リットル溜まっている」と言われ、膵臓がんステージ4と診断。胃の検査は毎年欠かさず行っていたようだが、がんが胃の後ろにあったため、知らないうちに進行してしまったらしい。当時は約5センチあった腫瘍が、現在は3センチまで縮んだが、大動脈に接しているため切除するのはむずかしく、抗がん剤治療で進行を遅らせるしか術がないという。

 そんな眞弓さんは、16年前からアンナのマネージャーを担当しており、67歳になった今も現場でサポートを続けている。余命宣告の翌日には、アンナの仕事に付き添うために渡韓。大事なレコーディングを終えるまで、不安な気持ちは娘に隠し続けていたらしい。「膵臓がんだった」と報告すると、アンナは「自分の膵臓をあげる」と真剣に話したという。眞弓さんは、そこまで思ってくれる家族のために「がんに負けない!」と決意を新たにした。

 眞弓さんを支えるアンナは、最初は沈む日もあったようだが、今では前を向いている。「ナヨナヨしてないです。(母を)引っ張らなきゃ。だって、まだいてくれてるから」と笑顔で語るアンナの姿を見た剛力彩芽は、「わたしもお母さんと仲良いんですけど、お母さんにがんですと言われたら、あんなに強くいられるかな……」と目を潤ませた。眞弓さんは、「楽しいことしか考えてられない」「人間、目標がないと弱っちゃう」と余命にとらわれることなく、楽しい目標を立てるようにしているらしい。

 「余命的には間に合っても、体力的に大丈夫かな」と不安を吐露しながらも、ついに孫との約束だった念願の奄美大島旅行へ。ヒコロヒーは、「今に集中するということが、強さやたくましさの源なのかもしれない」と眞弓さんの強さのワケを分析していた。また、高橋英樹の娘・真麻は、両親の生前整理について聞かれると、「わたしひとりでやるのは無理だと思ったから、5年前に1年くらいかけて33トンの不用品を捨ててもらった」と明かし、「どんだけ広い部屋に住んでるの!」とスタジオを驚愕させていた。

 後半は、「芸能人、婚活はじめました。」という新企画がスタート。今回、婚活に挑戦したのはお笑い芸人・たんぽぽの川村エミコ。辛口指導が人気のカリスマ婚活アドバイザー・植草美幸のアドバイスは、やっぱり厳しい。45歳の川村を前に、「40代の婚活は本当にむずかしい。成婚率は1パーセントくらい」とバッサリ。さらに、「恋愛しにきちゃダメ」「婚活スイッチを入れないと上手くいかないですよ」「ナチュラルでこれまで結婚できなかったのに、今までと同じことをやっても意味がない」と愛のムチを次々と浴びせていく。その言葉を受けながら、川村の心の“婚活スイッチ”は少しずつオンに……!

 植草に婚活メイクとファッション、そして振る舞いの指導を受けた川村が挑んだのは、御徒町のイベント会場で行われた婚活パーティ。このパーティは、参加者全員と1対1で7分ずつトークを行ったあと、フリータイムが設けられる仕組み。緊張MAXの川村は、最初は相槌を打つだけで精一杯だったが、植草のアドバイスを実行するうちに、だんだん笑顔が増えていった。

 7人の男性参加者のなかには、明らかに“いい感じ”の相手もいたのだが、マッチングならず。どうやら、気になる相手を3人まで選べるシステムだったにも関わらず、川村は「悩んでしまって記入できなかった」らしい。MEGUMIは「とりあえずでも書かなきゃ!」と喝を入れていたが、植草に言わせると優柔不断になってしまうのも“40代の婚活あるある”だそうだ。

 「小学4年生のころから結婚願望があった」と話す川村が、夢を叶えるまでの道のりはまだ始まったばかりだ。

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