美女グラドルが手作りチョコを口移し「ちょっとビターだね」『シャッフルアイランド Season6』最終話

 7月10日より放送された恋愛リアリティショー『シャッフルアイランド Season6』(ABEMA)。メンバーがふたつの島を行き来する“シャッフル”のシステムに翻弄されながら、7泊8日で運命の恋を見つけ出す、“全員陽キャ”のラブバカンス。今年はフィジーに舞台を移し、相手の本能に迫る駆け引きや、例年以上に過激なキスシーンが見られるなど、視聴者の夜にとんでもない火照りを残すような恋模様が繰り広げられるーー。

 以下より、8月28日公開の最終話から見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。

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みれい、セカイ……“ラストシャッフル”の結果は? PINK島では大逆転のカップル成立も

 最初にまとめると、今年の『シャッフルアイランド』は例年に比べて、カップル成立への難易度が大幅に“易化”したように感じられた。入試、あるいは資格試験のような書き方になってしまったが、旅の大一番といえる“ラストシャッフル”は、全員参加ではなく立候補制に。しかも、ルールは“貝殻くじ”を一人ずつ引くというシンプルなもの。こちらも移動する人数枠を事前に設けておらず、希望する者には平等にチャンスを与えられたわけである。さらにいえば、現状で意中の相手と一緒にいるペアが引き裂かれる残酷さもなく、この時点でカップル成立を確信できるペアも多数見受けられた。

 そんななか、Island BLUE(以下:BLUE島)からりく(美容師)、Island PINK(以下:PINK島)からはセカイ(パーソナルトレーナー)、みれい(グラビアアイドル)がそれぞれ立候補。このうち、セカイ以外のメンバーは見事に当たりを引き当て、最終日のシャッフルが決定。唯一、セカイが島に“残留”し、想いを遂げられぬ人となってしまった。

 順に、運命の告白模様を振り返っていこう。想いを伝えるのは、男子から。PINK島ではまず、ゆうた(パーソナルトレーナー)がかほ(『K-1』ラウンドガール)に告白し、安定のカップル成立。今後について、ゆうたが「スカイダイビングがしたい」と明かすと、かほが「イヤやぁ〜」と関西弁でくだけて返す姿がもう、お似合い以外のなにものでもない。

 しんたろう(プロボディビルダー)×らるむ(メイクサロン経営)もこの流れに続くかと思いきや、らるむが告白の言葉を聞く途中、やや表情の雲行きが怪しく……と一時の心配こそあれど、晴れてカップル成立。自身の無神経、あるいは優柔不断ぶりを反省する“怒られしんたろう”だったが、大型犬を手懐けるかのように、それもよさだと受け入れる“主導権握りらるむ”。年下彼女が手綱を引っ張る姿を、早くも予感させられてしまう。

 PINK島で最大の見どころとなったのが、まいか(ダンサー)への告白。彼女が最後に選ぶは「短い時間がいちばん濃くて、ホンマに幸せな時間でした」という告白の言葉通り、ラストスパートに勝負を託した“追い上げ”のしん(インフルエンサー)か。あるいは、最終的に「全部が宝物です」「(まいかは)たまにアホで、僕は全部が大好きです」と、旅序盤のチャラい憑き物が取れたおかげで、ピュアで凛々しい顔つきになった“滑り込み”のりくか。

 ふたりの言葉を受けて、瞳からぽろぽろと涙が溢れてくる、まいか。彼女曰く、りくと過ごした毎日は恋愛ドラマのようで、ロマンチックだらけだった。が、島を移動してみて「りくが経験させてくれない気持ちを経験させてくれる人が現れた」のも事実。その相手と乗馬デートをした際、日本に帰っても一緒にアウトドアデートを楽しむ姿を想像できてしまったという。つまり、まいかが彼氏に決めたのは、しん。なんと、土壇場からの大逆転である。

 ともあれ、りくにはなんの落ち度もなし。『シャッフルアイランド』らしさでいえば、間違いなくりくとの恋愛に軍配が上がるはず。しかしながら、これはあくまで大人の恋愛。日常と地続きな部分もまた、判断の一要因となったのかもしれない。そう思わされる告白シーンだったが、ともあれ「ふたりの恋を応援します」と、最後に迷いない表情で語ってくれた、りく。彼の成長ぶりを見て、一視聴者ながらなぜか、カップルたちの成立劇と同じくらいにうれしい気持ちになってしまった。

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