元『タイプロ』あゆと、モデル美女と三角関係に「俺を見てほしい」『シャッフルアイランド Season6』5話

 7月10日より放送中の恋愛リアリティショー『シャッフルアイランド Season6』(ABEMA)。メンバーがふたつの島を行き来する“シャッフル”のシステムに翻弄されながら、7泊8日で運命の恋を見つけ出す、“全員陽キャ”のラブバカンス。今年はフィジーに舞台を移し、相手の本能に迫る駆け引きや、例年以上に過激なキスシーンが見られるなど、視聴者の夜にとんでもない火照りを残すような恋模様が繰り広げられるーー。

 以下より、8月7日公開の5話から見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。

『ABEMA』総力特集 人気作品の裏側に迫るインタビュー&コラム

『小悪魔ageha』専属モデルが猛アプローチ 「みれいちゃんと私、どっちが気になる?」

 “シャッフル”の旅も5日目を迎えて、早くも折り返しに突入。前回に続き、今週の5話でもキスシーンなどは見られながら、全8週のオンエアを俯瞰して想像すると、おそらくは次回6話から巻き起こる“次の嵐”に向けたプロローグ的な役割だったのだろう。

 本稿終盤で予告する“次の嵐”を待つ上で注目しておきたいのが、Island BLUE(以下:BLUE島)のかつよし(プロサッカー選手)×sae(シンガーソングライター)と、Island PINK(以下:PINK島)のだいすけ(大学生/モデル)×もも(『小悪魔ageha』専属モデル)の気になるペア。共通して、男子メンバーの方が意中の女子と離れ離れであると同時に、同じ島に滞在する別の女子からアプローチを受けている状況だ。

 自身の誓った“約束”。そして、かつて味わった幸せとは違うと知りながらも、目先の喜びに飛び込むのか。あるいは、離れ離れこそ“シャッフル”の醍醐味だと辛抱強く耐え抜き、遠く離れた女子に想いを貫くのか。番組として面白いのは前者、人としてそうありたいのが後者というと、おそらく読者各位も同意してくれるはずだが、そんな二律背反すら翻す展開が、今回のオンエア終盤に待ち受けている。

 まずはBLUE島で、saeからアコースティックギターを教わるかつよし。WANIMA「曖昧」を歌とギターでセッションするなかで、saeが「俺がイメージしてたより、明るい子」だと気づいたとのこと。前回の4話で、フィーナ(フラダンサー)との夜で濃厚キスを見せたかと思えば、翌朝にsaeからデートに誘われるものの、その指名をたじろぐことなく、すんなり受け入れていたのがまだ記憶に新しい。とにかく“受け入れモード”のかつよしに「久々にキュンキュンしてます」と、saeも心を弾ませるのだった。かつよし、たぶんsaeとの恋愛に失敗すると……曲にされるぞ。

 一方、だいすけも昨日のかつよしと同じ状況で、ももとふたりきりでデートに。ショッピングでお揃いに見えるシャツを購入し、その後はももから「手、つないでもいい?」と打診が。これまたかつよしと同じく、すんなりと受け入れたこともあってだろう。「みれいちゃんと私、どっちが気になる?」と、離れた島のグラビアアイドル=みれいと比較する、芯を食った質問をされてしまった。さすがに少々の迷いが走る。が、「みれいちゃんの方が(気持ちが)大きい」と大勢は変わらず。一方で「けど、すごく綺麗だなって」と、もものビジュアルや精一杯のアプローチに、間違いなく気持ちが揺らいでいるようだ。

『タイプロ』あゆと、あん帰還もライバルに及ばず 「セカイくんより、俺を見てほしい」

 上記2組に対して、現在進行形で三角関係を繰り広げているのが、愛しのあん(『nuts』専属モデル)が帰還したPINK島のセカイ(パーソナルトレーナー)&あゆと(大学生)。彼女の到着後間もなく、どちらがブレスレットを手首に通すのか。あるいは、どちらが一緒にジェットスキーに乗るかでじゃんけん合戦を繰り広げる。ともあれ、あんのなかではすでにどちらかの男子に心を決めたようだ。

 その相手はこの後、あゆと、セカイの順にした2ショットですぐに判明。まずは、自身と同じく『timelesz project』(通称:タイプロ)出身で、スタジオゲストに迎えられた西山智樹&前田大輔から「もうちょっといける」と指摘されるも、本人は朝食に笑顔でパンを頬張っていた、あゆと。カフェに入り、ドリンクで乾杯すると、彼から出た一言目は「BLUE島ではどんな感じだったの?」。それに対して、あんもフラットな面持ちで返事をし、あゆとが「(あんが)いなくなっちゃったのが結構デカくて」とアプローチ。最後には「セカイくんより、俺を見てほしい」と、この後の展開の望みを託す。

 あゆとと入れ替わる形で、今度はセカイとの2ショットに。その一言目の時点でもう、“答え”は見えていた。セカイが「ようやく会えました」と、この数日間の退屈を深呼吸で吐き出すかのように発すると、あんも「マジ長かった!」と、同じく溜め込んだ気持ちを発散するかのよう。なんというか、気持ちの大きさが滲み出ている。

 また、お互いにとってこの旅での恋愛対象が目の前の相手しかいない、と確認するかのように、この数日間を「暇してた」とこぼすと、あんの方からいくつものプレゼントが。まずは、前日に島同士の写真交換で写っていた、手作りチョコレート。パッケージには地球(=セカイ)と、その上でキスを交わすカップル。そして、バーベル(セカイがパーソナルトレーナーゆえ)がかわいらしいイラストで描かれている。ほかメンバーも予想していた通り、やはりこれはセカイに宛てたものだった。

 すると、今度はセカイが同じく写真で情報を送っていたネックレスを取り出すと、あんも立て続けにお揃いのブレスレットを差し出す。この数日間、会えないなかで募った想いがアクセサリーなどに形を変えたのだ。あゆとには申し訳ないが、本人たちの人柄や相性。さらには『シャッフルアイランド』特有といえる、初めて対面したときの日数や、会えなくなったタイミングなども結果に結びついてくるのだと、改めて強く思わされた。あゆと、胃に収めたパンが不安な気持ちで消化不良になってなければよいが……。

関連記事