新シーズンに“おひな様”再来! 平成ギャルへ大イメチェン『今日好き 夏休み編2025』1話

 7月28日よりABEMAにて放送中の恋愛番組『今日、好きになりました。夏休み編2025』(以下、『今日好き』)。現役高校生たちが3泊4日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける同番組には、時に甘酸っぱく、思わず胸がキュンとするような青春と恋模様が溢れんばかりに詰まっている。

 以下より、7月28日公開の1話から見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。

『ABEMA』総力特集 人気作品の裏側に迫るインタビュー&コラム

ひなの、せりら継続メンバーが続々……豪華な顔ぶれで“背脂編”から“冷やし中華編”に

 前回の“背脂編”もとい『ハロン編』を終え、今回はメンバーの顔ぶれ込みで涼やかな“冷やし中華編”になったとは、スタジオから恋を見守る“恋愛見届け人”たちの言葉。ここ2回の旅で鳴物入り、そして大盛り上がりをさせた“おひな様”=ひな(長浜広奈)不在のため、さすがに大丈夫かと思われるが、とはいえ毎年恒例の『夏休み編』。年度末の『卒業編』と並ぶ『今日好き』の山場として、今回も特別に3泊4日での拡大バージョンの旅とは、おおかた予想通りである。恋の舞台も、オーストラリア・ゴールドコーストと、一気にアジア圏から飛び出した。……なにが言いたいかというと、この旅もただでは終わるはずがない。

 特別な部分はほかにも。旅の出発は、久しぶりに日本のとある学校の教室から。新規メンバー4名が顔合わせを終えたところで、残りのメンバー全員が継続組だと発表が。校内の各所に散らばっているため、全員を見つけてほしいというミッションが突如として発動する(スタジオではこれを“ドラクエ形式”と呼んでいた)。

 ということで、集められた継続メンバーは合計6名。最新シーズンから遡る形で順に紹介すると、前回の『ハロン編』からるい(倉田瑠偉)、しゅん(倉澤俊)、前々回の『マクタン編』からねね(時田音々)、『ニュージーランド編』からせり(松井芹)、『卒業編2025 in ソウル』からひなの(瀬川陽菜乃)、『冬休み編2024』からりのん(多田梨音)と、なんとも豪華な顔ぶれである。りのんに至っては、2024年度から夏休み/冬休みのたびに登場するという、季節の節目にだけ顔を見せてくれる風物詩のような扱いだ。

ボディビルいおう、開幕早々ひなのを誘う その一途さはねねも恋を諦めるほど?

 メンバーが出揃ったところで、いざオーストラリアに! と思っていたところで、まさかの出発前から、新規組のいおう(榎田一王)がひなのを指名して2ショット。実は彼、『今日好き』に参加した理由もただ、ひなのに会いたかったからだという。とにかく一途で、ごはんをたくさん食べるところに惹かれたとのことだ(とてもよくわかる)。

 ボディビル一家に生まれ、競技を始めるきっかけになった兄は、世界でも4位にランクイン。自身もまた、つい先日も地元・宮崎にて開催された『南九州・宮崎県ボディビル選手権』にて歴代最年少で優勝を飾るなど、いおうにとってボディビルは人生も同然。ここからはあくまで推測だが、彼は別に広義の意味で彼女を作りにきたわけではないと思う。実際、過去に18名に告白されながら、交際経験はゼロ。つまり、本当にひなのだけに一途にアタックをしに来たのではないだろうか。なにより、自身を限界まで追い込めるストイック男子。いくら『今日好き』が美女揃いとはいえ、さすがに一途にほかならないと信じたい。

 実際、旅が始まる前から継続組でオーラ放ちまくりなひなのを誘った度胸を評価したいし、彼女の好きなタイプが塩顔・一重まぶた・眼鏡が似合う美形男子と、自身とは真逆を突かれたところでも目に見えるほど大きくへこたれこそしなかったのが、彼が一途たる最初の証拠。その一貫性は、オーストラリア到着後に2ショットをした“ねね”も悔しながら認めたところで、自身と会話をしながらも、ひなのと話したそうな雰囲気がひしひしと伝わってきたという。それだけに「これから誘っちゃっても大丈夫なのかな?」と、恋の矢印を向けることに若干の抵抗感や申し訳なさを感じていたという言葉こそ少し悲しいものだが。

 長くなった前置きを終えて、いおう×ひなのの2ショットである。件の好きなタイプといった話題で、いおうは「よく笑う子……ひなのさんみたいな」「(ひなのがかわいいと)なんでみんな言わないんだろう?」と、高校生としては本当に背伸びした言葉選びを披露。ひなのも「それはこっちが聞きたい」と上機嫌だし、約半年ほど旅の期間が空いたことについて、過去の失恋がトラウマとなっていたからなど、心の奥底にあるはずの悩みを語ってくれるほど、緊張しながらも徐々に心を開いている様子だ。

 それに対して「タイミングがよかった。僕の想いを伝えられるから」と、ポジティブに返したいおうも見事。とはいえ、ひとつ残念なことがあるとすれば、ひなの自身は緊張のあまりモテない反応をしすぎて、この2ショットをやり直したいらしい。大丈夫、モテている。

関連記事