29歳モデル彼女、涙で本音を吐露「幸せになれる選択をしてね」『さよならプロポーズ via スペイン』7話

『さよならプロポーズ via スペイン』7話

 まずは結婚願望のない43歳の会社経営者・年上彼氏タカミツと、30歳を目前に結婚を意識する29歳のモデル兼システムエンジニアの彼女・タマミ。あらかじめお互いに書いていた「もし結婚したら、こういうこと守ってこうね」というルールについて意見交換を行った。まずはタマミから家事に関することや、お互いに支え合うことなどについて明記された文章が読まれる。そして、その締めくくりにタマミは「タカちゃんがどちらの選択をしたとしても、タカちゃんが幸せになれる選択をしてね」と涙ながらに話した。それに対して、涙を拭い、同意するタカミツ。

 そして、タカミツも同じように“もしも結婚したら”を読み上げる。そして「自分の信じた選択をしようと思う。それがどんな決断になろうと俺がタマちゃんのことを想った答えだから。それをしっかりと受け止めてほしい」と締め括った。

 そして、2人はハグ。大聖堂で祈りを捧げた。

 さらにその夜、タカミツは「上からみたいになっちゃうけど、タマちゃんはなんで俺と結婚したいの?」と改めて質問。これにタマミは「優れている人はたくさんいる。でもタカちゃんを誰かに置き換えた時に、パズルのピースがぴったり合わない。タカちゃんがいて、自分は動き出せる」と回答。彼女なりの言葉で思いを伝えたのであった。

 一方のアパレル店員として勤務する26歳の年下彼氏・ケイゴと、アイブロウサロンを経営する29歳の彼女・ヤワラは、キッチンがある家を借りて久しぶりに一緒に料理をすることに。そこで、ヤワラが作ったのはケイゴが一番好きな料理・唐揚げ。これに「わかったぞ、何を作っているか! 僕の一番好きな唐揚げじゃない?」と声を弾ませ、満面の笑みを浮かべる様子がなんともかわいらしかった。

 さらに、その流れでヤワラは2年記念日の時に渡せなかったといい、2年半記念日に2人の思い出を詰め込んだ手作りのアルバムをプレゼント。その最後には「私の隣で私を支えてくれて本当にありがとう」「私はずっとケイゴくんの笑顔が大好きです」「2年半ケイゴくんが私の隣にいてくれて、本当に幸せです」と綴られた手紙が同封してあった。

 これにはケイゴも涙を流す。そしてこの旅で、結婚について要求したことを振り返り「そこが本質ではなかったなっていうのを手紙ですごく感じた」「隣にいるだけで幸せなのに求めすぎてしまった」と反省してみせた。これに対してヤワラは「ケイゴくんの気持ちも私の気持ちもお互いが100%言い切れる状態で、結果がどうであれ2年半一緒にいたってところだったりとかはちゃんと思い出として、感謝の気持ちは私なりに伝えたかった」と思いを伝えた。

 結婚に向けて、相手のこと、相手への思いを考えるだけでなく、それぞれが自分の中での納得する答えを探したこの旅。果たして2組はどのようなクライマックスを迎えるのか。もはや誰も想像ができないからこそ、最後まで見逃せない。

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