両手に花状態のPopteenモデルと“seju女子”…選ぶお相手は?『今日好き マクタン編』4話

しゅん、飲ませ隊長&応援団長を後ろ盾にするも…… 今度こそ“光”射したいりのんとの恋

 『マクタン編』の旅も、残りあとわずか。注目はやはり、ねね(時田音々)を中心とする、はると(今井暖人)&かなと(河村叶翔)の三角関係……ならぬ、“W関係”だろう。

 簡単に説明すると、一方ではさら(永瀬さら)に好意を寄せられるはるとがねねを追いかけ、他方でもりのん(相塲星音)とよい雰囲気のかなとが、またしてもねねを追いかけている。彼らの相関図はねねを中心としてアルファベットの“W”を描いているように見えてくるのだ。

 そんな強固な構図になんとか切り込もうと、しゅん(吉川竣)が今回の4話では奮闘。グループ行動で水族館を訪れると、意中のりのんのためにお揃いのペンギンぬいぐるみを購入。さらに、彼女の出身地である“群馬県のいいところ”として、だるまとハーゲンダッツが名産で、かつ「りのんちゃんの出身地」だとアピールを続ける。もちろん「りのんちゃんひとりにいこうかな」と、彼女に添い遂げることも宣言し、りのんも「“かなとくんと距離が近くなった”とは言ったけど、ちゃんと視野に入れてるし、考えるから」と、とても前向きな雰囲気で応じてくれたのだった。

 加えて、しゅんの恋の後ろ盾には、後述する夕食のBBQで「飲んでください」と、まるで会社の先輩のように“飲ませ隊長”となったけんめい(鳥栖賢明)。そして前回の3話で、自身の恋が実らぬことから、全員の心の焚き付け役として「応援団長」を買って出たもか(代田萌花)という、ふたりの頼もしいセコンドも。そんな3名体制で、牙城と呼べるW関係を覆そうとする様は、まさに独立遊軍のようでしかない。

 実際、しゅんが前々回の2話で、“写真がヘタ”という前フリから、インスタントカメラでメンバーとの記念撮影をした際、自身以外の全員から光を奪ったという一連の流れが、SNS上で大いに話題をさらい、該当ポストは30万いいねを突破しているとか。となると、次にさらうのはりのんとの恋。しゅん、いける。いけるぞ!(もちろん、SNSでの一連の流れの部分は旅の終了後に起きた出来事のため、放送内容にはまったく関係ないわけだが……)

“W関係”が再び完成で気まずい雰囲気? はると×さら&かなと×ねねが横並びでBBQ

 なんて思っていたのも束の間。夕食のBBQにて、かなと×りのんが隣同士の席に。その際、かなとはりのんから、しゅんの一途さが心に響き、改めて誰と結ばれたいかを悩んでいる旨が告げられる。かなとは「朝のやつが印象に残っている」と、この日の朝に一緒にジンベエザメを見た思い出を引き合いに出すも、りのんは肉を焼くしゅんの方へ。

 りのんもまた、かなと&しゅんの間で揺れ動いているだけに、状況としてはかなとと同じはずながら、どうにも彼の方が分が悪そう。それを察してか、かなとは間もなく、しゅんに「交代するよ」と打診。しゅんはまだりのんにアタックをしたりない表情に思えるが、かなとが肉以上に燃えあがっちゃっているため、仕方がない。

 すると、かなと×りのんがこの後、網を離れてすぐさま、今度ははると×さらが同じ位置に。現状、はるとの気持ちはねねに寄っているのだが……この説明をしている最中になんと、かなとが当の本人であるねねを引き連れて、またしても網の前に戻ってきてしまったのだ。なんてタイミングが悪い……。

 しゅん×りのんこそ不在とはいえ、ほとんど“W関係”が再び完成。なにより前回の3話で、スタジオの“恋愛見届け人”を務める井上裕介(NON STYLE)が、はると&かなとに挟まれるねねの姿を例えた通り、またしても目の前の光景は“ビーチボーイズ状態”である(おそらく10代の読者には伝わらないが、かつて反町隆史と竹野内豊のダブル主演で放送されていたドラマのこと。もちろんABEMAは存在していないが、現在の『今日好き』と同じ“月9”枠としてテレビ放送されていた)。

関連記事