『フェスバ+』愛に溢れたユーザーたちが名古屋に大集合! 「第二回 ひでちゃんDが行く! ソロオフ会」現地レポート

『フェスバ+』名古屋オフ会レポート

 コロプラは、MIXIと共に取り組んでいるスマートフォン向け大乱戦パーティロイヤルゲーム『フェスバ+』におけるユーザーミーティングイベント「第二回 ひでちゃんDが行く! ソロオフ会」を5月11日、愛知・名古屋にて開催した。

 会場の「ひろこばぁちゃんのスペース名古屋店」(https://www.instabase.jp/space/3376217635)は最大50名程度を収容可能なレンタルスペースだったが、13時に開場するやいなやユーザーたちが続々と集結し即満席に。その後も閉会時間まで来場者の勢いは途切れることなく、急きょ時間を区切っての入れ替え制となるほどの盛況ぶりを見せた。

来場者にプレゼントされたノベルティカード(絵柄はランダム)。このほか、特別なゲーム内称号がもらえるコードも会場限定で配布された

 3月末に京都にて初開催した際の反響を受け、2度目の実施となった本イベント。開催地は公式X上でのユーザー投票によって、4つの候補地のなかから名古屋へと決定したという経緯だ。

 “催しは特にない気軽なオフ会”がコンセプトとあって、いずれの時間帯においてもユーザーどうしの交流が非常に活発に行われていた印象。そこに一役買っていたのが、本作の公式コミュニティサイト「フェスLINK」の存在である。

 「フェスLINK」のおかげで、リアルでは「はじめまして」でもオンラインでは以前から交流があった、あるいは今回の参加予定者どうしで事前にコンタクトを取っていたケースがそれなりにあった様子。もちろん、だいたいの参加者は完全に初対面であり、「いつごろからプレイしているんですか?」などの会話で打ち解けた後で「フェスLINK」でお互いのアカウントをフォローし合うといった光景が随所で見られた。

 そんな本イベントの最大の目玉は、本作のディレクターを務める「ひでちゃんD」と直接コミュニケーションがとれることだろう。会場では来場者限定のカスタムマッチがひっきりなしに開かれていたのだが、なんと、ひでちゃんDはその全試合に参戦。集まったひとりひとりと拳を交えつつ、試合の合間にはユーザーからの声に応じていた。

会場でのカスタムマッチでMVPに輝いたユーザーには、希望した絵柄のノベルティカードがひでちゃんDより手渡された

 ひでちゃんDのもとに届いていた意見・要望で多かったのは、やはりヒーロー(キャラクター)の強化やバランス調整に関する話題。これに関しては、ひでちゃんDが「ヒーローの調整はまとめて大きくやりたい」との意向を示したことで、来場者からは大きな歓声が上がっていた。

 若年層を中心に幅広い年代が集った会場内では、同卓どうしで会話に興じたり、即席パーティーを募ってバトルに出撃したり、ゲーム内配信機能「フェスCh」によって会場レポートを行うユーザーがいたりと、思い思いの形でこの場を楽しむ姿が印象的だった。

 また、ひでちゃんD主催の来場者マッチは自然と注目され、最終試合では決着とともに大きな拍手が巻き起こるなど、来場者全員で一体感を味わえるような瞬間も随所にあった。

 ユーザーの熱気と『フェスバ+』への愛に溢れていた「第二回ひでちゃんDが行く! ソロオフ会」。次回の開催にもぜひ期待したい。

自作の『フェスバ+』グッズを身に着けて来場したユーザーも

名古屋ユーザーはアグレッシブ? ひでちゃんDインタビュー

 最後に、本イベント閉会直後のひでちゃんDにインタビューする機会を得たのでこちらで紹介しよう。イベントを通じて感じた名古屋ユーザーへの印象や、8月29日の1周年に向けての意気込みなど、気になるトピックについても語られているので、ぜひチェックしてほしい。

――まずはイベントへのご出演、お疲れさまでした。4時間にわたる連戦を、見事戦い抜かれましたね。

ひでちゃんD:さすがに疲れましたが、それ以上に楽しかったです(笑)。

――ユーザーたちが『フェスバ+』を遊んでいる姿を間近で見守った感想はいかがですか。

ひでちゃんD:やはりテンションが上がりますね! 私はこれまで主にオンライン対戦ゲームの開発に関わってきたので、こうして実際に遊んでくださっている方々の顔や姿を見ることができる機会は非常に貴重だと感じていますし、ありがたいなと思っています。

――あらためて、本イベントを開催した経緯について教えてください。

ひでちゃんD: 1周年に向けて、運営チームはもちろんユーザーのみなさんどうしのコミュニティとも一体となって『フェスバ+』をさらに盛り上げていくために本イベントを企画しました。

 ユーザーのみなさんひとりひとりに、本作を遊んでいるという大きな意味での“仲間”がたくさんいるんだということを感じてもらい、仲良くなってもらうための場を設けられればという思いがあります。

――来場者との交流のなかで、とくに印象的だった意見・要望などがあれば教えてください。

ひでちゃんD:やはりゲームのユーザビリティや、ヒーローのバトルバランスなどに対するご意見は多くいただきました。ユーザーのみなさんの熱量の高さを再認識する機会にもなりましたので、今後も真摯に改善や調整に取り組んでいきたいです。

――ユーザーとリアルの場で対戦してみての感想はいかがですか。

ひでちゃんD:数戦に1人くらい、「この方は明らかに強いな」と思わされるような方がいらっしゃって驚きました。『フェスバ+』はチームワークが重要なバランスであり、それだけに一騎当千的なプレイはしづらいような設計になっているはずなのですが……。

 それでも単騎で戦況を変えてしまうようなユーザーさんが、少ないながらも一定数存在しているんです。ユーザーさんの努力や研究は開発の想定を超えてくるのだということを見せつけられた感じがします。

――初回の京都と比較して、今回の名古屋での来場者に違いを感じた点などはありますか。

ひでちゃんD:パッと見た印象だと、名古屋のほうがより若い方が多かったように感じました。あと、強いて言うとすれば名古屋のユーザーさんのほうが、より攻撃的でガツガツくるプレイスタイルの方が多かったかもしれません。たまたまの可能性は大いにありますけれど(笑)。

――第3回を開催するとしたら、取り入れたい試みなどはありますか。

ひでちゃんD:このオフ会に関してはユーザーさんどうしのつながりの場を作ることを意識しているので、今後も同じような形で続けていきたいと考えています。

 そのぶん、4月後半あたりから少しずつ情報をお出ししている「リアルイベント」のほうで、本オフ会とはまたひと味違ったアプローチをしていきたいとも思っているので、ぜひ期待していただければ幸いです。

――最後に、1周年に向けての意気込みをお願いします。

ひでちゃんD:今後も、『フェスバ+』を遊んでくださっているみなさんを大切にしていきたいです。そのためにも引き続き対戦環境をブラッシュアップしていくとともに、このオフ会や、今後開催予定のリアルイベントを通じて、みなさんの熱量をより高めて、さらに大きな盛り上がりにつなげていきたいと思っています。ぜひ今後の展開を楽しみにお待ちください!

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