成宮寛貴のおだやかな顔と猟奇的な表情に鳥肌……話題のドラマ「死ぬほど愛して」1~5話を一気にプレイバック

「死ぬほど愛して」1~5話を一気にプレイバック

 不穏なナレーションから始まった第1話では、冒頭真人と澪の順風満帆な結婚生活が描かれる。出張が増えたことを「心配?」と言い「ちょっと…」と答える澪はなんともかわいらしい。そして、そんな澪に「メールする!1日10回」と真人は言うのであった。ただ、そのメールにあった写真の1枚をネットで見かけてしまう澪。急遽出張を切り上げて帰ってきた真人にそのことを言い出せずにいた。

 そんな澪の異変に気づき、自宅をふり返ると、背後から自転車のベルの音が鳴り、すれ違った配達員に舌打ちをされる。すると、真人は間髪入れずに相手を蹴り飛ばす。猟奇性をのぞかせるのであった。

 さらにずぶ濡れになった真人が澪との思い出の曲「わたしの青い鳥」を口ずさみながら、突然、傘をふり回し続け、地面に叩きつけるシーンも。そして、澪に“アリバイ写真”のワケを「信じてほしい。浮気はしていない」と訴えるのであった。

 終始、澪の前で見せるおだやかな顔と猟奇的な表情を繰り返す真人。そして、2人の住む近所で起きた「女性記者殺人事件」は、連日犯人が捕まらないままテレビで報道され続けるのであった。

 続いて放送された第2話では、パティスリーで働く澪のもとに「女性記者殺人事件」の聞きこみのため警部補が訪ねてくる。被害者の南沢夕陽(久間田琳加)は、甘いものが苦手なのにもかかわらず、パティスリーに頻繁に通っていたのだった。

 そんな中、隣に越してきた怪しい男(細田善彦)と澪が接近。これには真人、声を荒げて澪を責め立てるのであった。しかし、その矢先、真人が向かったのは年上女性(筒井真理子)のもと。そこで真人は情事を重ねるのであった。そして、ラストには澪が働くパティスリーの同僚で上司の小山田丈治(片桐仁)の弱みを握っていた小泉彩葉(田中美久)が森のなかで遺体となって見つかるところで幕を閉じた。

 第3話では、彩葉殺害の重要参考人として小山田が連行されるのを目撃した澪の感情が不安定に。さらに、真人と彩葉には、“妻の同僚、同僚の夫”を超えた関係があったこと、そして彩葉の殺害に関わっていることなどが、明らかに。加えて真人が“年上の女性”と逢引きを重ね、多額の資金を出資させている姿が描かれ、澪への裏切りの数々があらわになるのであった。

 第4話では、そんな真人の猟奇的な一面を知らない澪が、真人との結婚指輪の購入、ふたりだけの結婚式の約束を持ちかけられ「本当に幸せ」と答えるシーンからスタート。しかし、その裏で真人は澪に多額の保険金を懸けていた。

 また、真人の残虐な側面に、気づいている記者の石黒颯馬(細田善彦)は、真人の過去を追うため神戸へ。そこで、真人には妹がいたこと、義父から虐待を日常的に受けていたことが明らかになる。「女性記者殺人事件」で殺された記者の南沢夕陽は、結婚後に突然死した叔母の夫を不審に思い、単独取材をしていたところ死亡したことが判明。その“叔母の夫”こそ、真人であったのだ。

 その取材データには、南沢が取材で得た幼少期の真人の姿と、真人が育った児童養護施設の職員が知る姿が“別人”であったことが記されている。真人は真人ではない別の人物なのか、出自が明かされたのだ。そんなことはつゆ知らず、真人に依存していく澪。ここから物語はクライマックスへ。いったいどんな展開になっていくのか、見逃せない。

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