高田健志「ガチな姿を楽しんでもらえれば」 『高田村大運動会』開催に向けた意気込みを語る

高田健志が「組みたい」と認めるメンバーや性格は

ーーアモアスの高田村が好きな読者が多いと思いますので、メンバーについてもう少し聞かせてください。たとえば、インポスターでタッグを組みたいメンバーは誰ですか?

高田:自分自身のやりやすさだと、扉を閉めない人がいいんですよね(※扉を閉める=通路と部屋をつなぐドアを閉めて移動を妨害する「サボタージュ」のこと)。そう考えると、サボタージュを使えないKさんですね(笑)。

ーープレイングの面では自分がやりやすいようにできて、議論はめちゃくちゃ強い相方ですね。それでは、自分がインポスターのときに村にいると困るプレイヤーは?

高田:ふじみやかな。なあなあで議論を流して、追放候補への投票をスキップしてくれる人はめっちゃ楽なんですよ。ふじみやは「吊る」と決断できるプレイヤーなので、上振れすればインポスターがサクッと勝てるかもしれないけど、負けやすくもあるというか。

ーーこれが人狼ゲームになると、人狼の相方にしたいプレイヤーは変わりますか。

高田:人狼だったら、さかな、うめけんのふたりかな。相手に猶予を与えず、ゴリ押しの力技で議論を押し込めるから。

ーー二人が違うタイプなのが面白いですね。さかなさんはどちらかと言えばパッションで押し込むイメージがあり、うめけんさんは得意の進行論を中心とした理詰めのイメージがあって。

高田:そうですね。ただどちらも相手に反論を許さないというか、言い返す猶予を与えない圧力があるので、相方だと楽だなと。

ーー逆に、人狼のときに村にいられて嫌なプレイヤーも教えてください。

高田:逆もしかりで、やっぱりさかなとうめけんは嫌ですね。言い返しづらくて反論が難しいので、敵陣営にいると嫌です。

ーーこういう話を聞くと、大運動会でそれぞれのプレイヤーがどんな立ち回りを見せるか、というのが楽しみになります。

高田:さかなは自分で運動ができると言っていますけど、うめけんはきっとグダグダになるんじゃないですか(笑)。子どもと遊んでちょっとは動いているかもしれないけど、運動ができるイメージは全然ないので。

 

ーー配信者界隈にもさまざまなコミュニティがありますが、高田さん自身は、高田村メンバーの特徴をどう捉えていますか。

高田:今はけっこう当たり前になっていますけど、顔出しできる人がそれなりに多い、というのは大きいと思いますね。だから、今回みたいなリアルなイベントにも向いているというか。「身バレが怖い」みたいな人も多いけれど、これから社会に出ていくことがないんだったら、顔出ししたほうができることは広がるぞと(笑)。あと、そもそも人狼配信で顔がアイコンだと「表情精査できなくてズルい」なんて叩かれてしまうこともあるし、顔を出したほうが面白いんじゃないかな。

ーー高田さん自身が、このメンバーでやったら面白そうだと思うことはありますか?

高田:最近やっていないんですけど、マダミス(マーダーミステリー)はやりたいですね。ただ、今流行っている「勝つことよりも楽しくやりましょう」という文化は中途半端なのが個人的に苦手で、ガチで“勝ちにいくマダミス”をやりたい。ロールプレイはちゃんとしつつ、ガチで自分の勝利条件を満たしにいって順位を決める。観ている人もそっちの方が楽しいと思うんですよね。

村長が明かす、高田村メンバーの“強さの秘訣”

ーーアモアスも人狼も、マダミスもしかりですが、高田村メンバーのように正体隠匿系ゲームが強くなるためにはどうすればいいのでしょうか。

高田:誰かに気を遣わないことだと思いますね。現実社会ではあんまりよくないことかもしれないですけど、遠慮せずに何でも言えるのが大事で、「デリカシーがない」くらいの人の方が強いかもしれない(笑)。

ーー毎週火曜日に配信されている人狼企画『ガチ狼』も楽しみにしていますが、今後やりたい企画があれば教えてください。

高田:いまは特に予定はないですね。イベントも自分発信でやるということはあまりなくて、誰かがやりたいことを面白そうならやる、という感じでやってきたので。

ーーファンとともに福岡と釜山を行き来した『高田村クルーズ』、有馬温泉×高田村温泉同好会による『謎解きウォークラリー』など、他で見られない“ならでは”の企画が多い印象です。

高田:他がやっていない珍しいことをやりたい、というのはありますね。定番っぽいイベントはもっと人気な人たちがやればいいんじゃないかと。最近は同じような“案件”ばかりがばら撒かれていて面白くないし、俺たちは企業の食い物にはならないぞと(笑)。意味がわからないことをやりたいと思っています。

ーー『高田村大運動会』がまさにその例かもしれません。あらためて意気込みを聞かせてください。

高田:怪我をしたらそいつが悪い、這ってでもやれ、という昭和の体育会系でやります(笑)。どんな企画でもそうですけど、身内ノリだけでなあなあになるより、ガチでやった方が初見の人も楽しめると思うし。真剣勝負でいきます。

ーー人気配信者たちが本来しなくてもいいことを全力でやる、というだけで楽しそうです。

高田:恥もかくだろうし、しんどいし、マジでしなくていいことですからね(笑)。ただガチな姿を楽しんでもらえればいいなと。

■ABEMA『高田村大運動会』イベント開催概要
開催日時:2025年6月14日
【昼の部】開場11時/開演12時 
【夜の部】開場17時/開演18時 
※公演時間は変更となる場合がございます。予めご了承ください。

チケット申込みページ:https://takadamura.jp/sports-festival

会場:京王アリーナTOKYO(現:武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)
主催:株式会社AbemaTV

【出演】高田健志 / なな湖 / プテラたかはし / めーや / たけぉ / ねろちゃん / ふじみや / しんたろー / はたさこ / Is / 羊飼いK / サントス / さかな  / うめけん / 桃+ / HYBRID SENSE / おまおじ / くどう丸 / スナパイ / まお / バケゆか / ポン酢野郎 / 比良坂芽衣 / ドズル / ぼんじゅうる / ヒカック
【実況解説・バーチャル出演】中野あるま / アベレージ
【声の出演】GEN / がみ / おらふくん
【スペシャルゲスト】須貝駿貴(QuizKnock)

■関連リンク
イベント特設サイト:https://takadamura.jp/sports-festival
イベント公式X:https://x.com/TKD_undoukai
チケット申込みページ:https://takadamura.jp/sports-festival

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