2025年要注目のペットガジェットは「ドライヤーハウス」? 日本最大のペット総合イベント『インターペット』レポート
テクノロジー化しているのはペットハウスだけではない。こちらは、Add.Mateが展示しているスマート首輪『Kitto』だ。Bluetoothが搭載されており、ペットの居場所をアプリで把握することができる。
筆者が驚いたのが、飼い主じゃなくても専用アプリ「Coco!」をダウンロードして、アクセスコードを共有すれば、一緒に捜索することができるという点だ。たとえば旅先でペットが脱走してしまい、家族が帰宅したあとに気づいた、というパターンや、どのタイミングで見失ってしまったかわからないときは、この機能が役に立つのではないだろうか。
本商品はソーラーパネルを使用しているため、室内光でも充電される。そのため、基本的につけっぱなしにしておけば使い続けることができるのだ。
こちらは、福田商務株式会社のWTP.Japanが展示していた見守りカメラ『ROLA Mini』。遠隔操作ができるため、定点の見守りカメラでは捉えきれない場所からでも、ペットの様子を確認することができる。
『ROLA Mini』は起き上がり小法師のように倒されても立ち上がるので、もしワンちゃんやネコちゃんにおもちゃ扱いをされても、お構いなしなのが面白かった。見守りカメラでありながら遊び相手にもなってくれ、一人二役の仕事をしてくれる。
初めて参加した『インターペット2025』。今回はペットテックを中心に紹介していったが、共通して言えるのは、どの店舗のスタッフさんもペットたちに負担がかからず快適に過ごせることを最優先にし、商品開発をしていることだ。もちろん飼い主の負担軽減も目的にはあるのだが、ペットも一緒に快適に過ごせるかどうかを前提としている。
テクノロジーの発展が進んでいる現代だからこそ、ペットと飼い主、どちらも快適に過ごせるための方法が生み出せるのかもしれない。
ほかにも自動給水機や自動給餌機、ペット用空気清浄機や真空フードストッカーなど、さまざまなペットテックアイテムがあったので、より快適なペットとの暮らしを検討しているのであれば、一度訪れてみるのもいいかもしれない。