えびじゃ・森山弘康「本当に自信がなかった」 ”強者”揃いの恋愛番組で覚悟したこととは
2月19日に放送開始した、“ラブ&バトル”を繰り広げる恋愛リアリティショー『ラブパワーキングダム~恋愛強者選挙~』(以下:ラブキン/ABEMA)。参加するのは、日本で“爆モテ”人生を謳歌する男女16名。彼らがトルコを舞台に、ハイクラスな恋の駆け引きを魅せ、メンバー同士の投票を通してモテの頂点を決めるというのが、本番組の趣旨である。
そんな『ラブキン』に出演しているのが、YouTuberグループ・えびじゃのメンバーである森山弘康(ひろやす)。えびじゃで公開している動画の内容もあってか、パブリックイメージとして“チャラい”と思われがちな彼だが、今回のバトルでは人と人との関係性を大切に、とにかく相手の話に耳を傾け、自分なりの筋を通す真摯さを意識していたとのこと。
周囲に愛される森山。そんな彼の満ち満ちた人間力が、持ち前のユーモア、あるいはトルコ現地で用意されていたテキーラなどにより、時折にグラスから決壊する様子が、本稿を通じて伝われば幸いだ。(一条皓太)
たぶん……恋リアって、脱ぐだろうなと
ーー森山さんにとって、恋愛番組は普段から馴染みあるコンテンツですか?
森山弘康(以下、森山):面白そうな作品があれば、ちょくちょく観るようにしています。昨年だと、僕の友人で格闘家のYUSHIさんが出演されていた『ラブ デッドライン』(Netflix)が面白かったですね。僕自身、いわゆる“恋愛リアリティーショー”に参加してみたいと以前から口にしていたので、この番組のお話をいただいたとき「参加したいです!」と即答しました。
ーーえびじゃのYouTubeチャンネルでは、それこそ森山さんを巡って7名の美女が争う「SCOLOR JAPAN(スコラー・ジャパン)」も公開されていますし、同企画が今回の出演にもつながったのではと。
森山:だとしたら、すごくうれしいですね。『ラブキン』制作スタッフの方にもきっとチェックいただけているはず!
ーー実際のところ「スコラー」での経験は役に立ちましたか?
森山:いや、全然でした(笑)。あの企画において主役の僕が目立つのは当然なわけで、一方で今回は16名もの男女による共同生活。どうやって自分のプレゼンス(存在感)を発揮していくのかにすごく悩みましたね。
ーー職業:YouTuberがメリット/デメリットとして働いた場面をそれぞれ振り返ってみてほしいです。
森山:メリットは、自己紹介が要らなかったこと。とくに男子メンバーはえびじゃの視聴者が多くて助かりました。案の定、事前に持たれていたイメージは“チャラい”とかだったんですけど(笑)。デメリットはとくになかったのかも。ただ……。
ーーただ?
森山:この番組で、もし本当に女の子と付き合うことになったら、YouTubeでどのように報告しようかというのが、ずっと気がかりでした。
ーーたしかに(笑)。
森山:やはりメディアに出る人間として、説明義務が伴ってくるので(笑)。
ーーある種の職業病かもしれませんね。番組参加にあたって努力したことがあれば聞かせてください。
森山:小さな努力ですが、トルコに行く2か月くらい前から週2回ほどジム通いを始めました。たぶん……恋愛リアリティーショーって、脱ぐだろうなと。
ーーなるほど。
森山:それこそ別番組の『シャッフルアイランド』(ABEMA)だと、男の子はマッチョ揃いじゃないですか。今回はそこまで筋肉をアピールするメンバーはいなかったものの、実際に服を脱ぐシチュエーションはあって。視聴者の方から“蛙化”で冷められるのも嫌だなと思い頑張りました。まぁ、数か月だけジム通いをしたところで、大した筋肉が付くことはなかったんですけどね(笑)。
ーー森山さんから見て、男子メンバーの印象はどうだったのでしょう。
森山:ひとり残らずカッコいいし、これまでの人生でちゃんとモテてきたんだろうなと感じました。それこそ、今回はモテNo.1を争う番組だったので、プライドも高く、とっつきづらい子がいても不思議じゃないと思っていたんです。でも、実際はみんな人当たりがよくて、日本に帰ってからも男子メンバーとはたくさん遊んじゃっています(笑)。旅のなかでも、メンバーの友情が前面に出てくる瞬間もあるので、ぜひご注目を!