整形に約1000万円費やした元HKT48センターが“卵子凍結” 「未来の自分のために」
今回は、卵子凍結をすることを決めた元HKT48の兒玉遥に密着。28歳で、卵子凍結をする理由を聞かれた兒玉は、「将来的に、子どもを産んでみたいとか家族が欲しいなという夢はざっくりあるんですけど、今は仕事が楽しいですし、未来の自分のためにやっておくのがのびのび仕事を頑張れる要素になるかなと思って」と回答。スタジオで見守っていたMEGUMIは「えらいねぇ。ちゃんと考えてるんだね」と称賛していた。
しかし、1回目は卵子の成長が悪く、凍結を断念したらしい。その理由は、多嚢胞性卵巣症候群により、卵子が多すぎたため。28歳の中央値は4.27個らしいが、兒玉はその約9倍の34個あったそうだ。担当医師も「34という数字は聞いたことがないです」と驚いていた。兒玉が行った卵子凍結は、1回につき27万5000円がかかるということもあり、「失敗するって思わなかったし、聞いたことがなかったので結構辛かったです」と本音を語る場面も。ただ、2回目の卵子凍結では無事に39個の卵子を凍結することができた。
現在は、「悔いなく、自分の心に正直に叶えたいことは叶えていきたいです」と前向きに生きられるようになった兒玉だが、アイドル時代はうつ病になり2年間休養したこともある。兒玉は、うつ病になった理由を「わたしはそんなにスキルがないまま入ったから、ずっとその穴埋めをする感じだった。アクターズスクールに入っていた(同期の)村重杏奈ちゃんとかは、最初から歌もダンスも洗練されているなという感じでしたし。ストレスに気づけない性格だったのもある」と分析。うつ病の薬の副作用で、20キロ増量したときは、「衣装も入らなくて、既存の衣装に布を足してもらっていた」ようだ。
また、アイドル時代の兒玉は、給料のほとんどを美容整形に注ぎ込んでいたらしい。「自分の容姿に対してコンプレックスがずっとある。ちょっとでも、メンバーよりも可愛くなりたいという気持ち」が高まりすぎた結果、「糸目なく整形するようになってしまった」と明かしていた。トータルだと、1000万円使っているようで、「やらなくてよかったというのが、8割。ヒアルロン酸を鼻とアゴに打ってたら止まらなくなっちゃって。(鼻は)アバターみたいに太くなっちゃって、アゴもしゃくれてシャキーンみたいな。『鼻、変だよ。(ヒアルロン酸を)溶かした方が「いいんじゃない?』と言われても、『この人は、嘘を言っている!』と人を信じられなくなっていた。一種の依存症だったと思う」と美容整形に依存していたころのことを振り返っていた。
今は、「土台が大事」と気づき、たんぱく質など健康を意識した食事などで“美”を追求するように。「この2年では結婚もしないでしょうし、優先順位が仕事って感じです。回り道した今こそ、仕事を頑張りたい」と言いつつ、「母を尊敬しているので、(いつかは)お母さんが愛情を注いでくれたみたいに子育てをしたい」と将来の夢を語っていた。
スタジオで見守っていた剛力彩芽とMEGUMIも卵子凍結に興味があるらしく、MEGUMIは「わたし、今年やろうかなと思ってて。(現在)43歳で、2人目。いつか、この方! みたいな方に出会ったら……。やろうかなって」と明かしていた。