成宮寛貴が語る“俳優業復帰”までの8年間 「いろんな国の作品を見ていた」

日本のドラマが世界で勝負することを楽しみにしている

ーーこの8年間の間に、配信ドラマも増えました。そのことについては、どのように感じていますか?

成宮:自分が見たいものを選んで、自分の好きなときに見るっていう時代になったなと思っています。しかもテレビではなくて携帯だったり、タブレットだったりで視聴する方も多くて。正直、まだそこに対する意識の変化はそこまで感じていなくて、いまはただその場を生きている、という感じで演じています。ただ、テクニカル的にこの画面はこのサイズじゃないと……みたいなやりとりを見て「あ、こういうところが変わっているんだな」とは思いましたね。あとは、観る側の集中力も違うんじゃないかなとは思います。視聴者側は、より連続で作品を見るようになっているんじゃないかなって思うところもあったりします。

ーーなるほど。たしかにコンテンツの視聴方法は多様になっていますよね。

成宮:そうですね。僕はもともとテレビにかじりついているタイプでもなかったので、そこまで多くのコンテンツを視聴していたわけではないですが、わりと早い段階で有料のサブスクリプションには登録していました。それで、自分の好きなタイミングで一気に見るみたいな見方も好きで。海外で生活していたときは、いろんな国の作品を見ていましたよ。

ーー海外作品に対してはどのように感じましたか?

成宮:投入されている金額やスケールが大きく、映画のようなクオリティだなと思いました。きっと、ここから日本のドラマもさらにそういうところで勝負できるようなところに行くのかなと思うと楽しみです。

ーー改めて、視聴者の方には本作をどのように楽しんでいただきたいでしょうか?

成宮:今回の作品は、じわじわとした面白さの波が感じられるドラマになっていると思います。いろんな時間軸で物語が進みそれをつなぎ合わせる流れになっていて、面白さを感じる瞬間もさまざまな場面に散りばめられていると思います。

 見てる人のなかで、だんだんキャラクターたちの輪郭がハッキリしてくるような作品なんじゃないかなと思いながら、神城真人を演じるおもしろさを感じています。どこに彼の深層心理があるんだろうと考えつつ、ドキドキしてもらいながら見てもらえると嬉しいですね。

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■概要
ABEMA オリジナルドラマ『死ぬほど愛して』
2025年3月27日(木)夜11時より放送(全 8 話)
トップページ URL:https://abema.tv/video/title/90-2024
特報映像 URL:https://www.youtube.com/watch?v=SbZih646rDU
放送チャンネル:ABEMA SPECIAL チャンネル

〈キャスト〉
成宮寛貴、瀧本美織、細田善彦、久間田琳加、片桐仁、松井玲奈、田中美久、しゅはまはるみ、袴田 吉彦 他

〈スタッフ〉
製作:藤田晋
原作:天樹征丸/漫画:草壁エリザ/「死ぬほど愛して」(光文社 刊)
企画・監修:樹林伸/樹林ゆう子
プロデューサー:小林宙/金山宇宙/柴原祐ー
脚本:ねじめ彩木/髙橋幹子/吉﨑崇二
音楽:海田床吾
主題歌:.ENDRECHERI./堂本剛「super special love」Sony Music Labels Inc.
監督・脚本:城定秀夫
制作プロダクション:ダブ
製作著作:ABEMA

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