ホロライブ・沙花叉クロヱが活動終了を発表 カバー社は「配信活動終了」の扱いにも言及

ホロライブ・沙花叉クロヱが活動終了を発表

 カバー社が運営するホロライブプロダクションは、秘密結社holoXに所属するタレント・沙花叉クロヱ(さかまた くろえ)が2025年1月26日をもって定常的な活動を終了すると報告した。2021年11月29日にYouTubeで初配信を実施してから丸三年での発表だった。

 カバーは新規グッズの販売や配信活動、ライブイベントの開催やSNSは終了するが、「今後もホロライブプロダクションのタレントとして継続して所属する予定」としている。

 「定常的な活動の終了」と、「ホロライブプロダクションへの継続所属」はホロライブENに所属するワトソン・アメリアの発表でも使われた言い回しだ。所属するが、活動は終了するという発表に対しては、ファンから「どういった状態なのか」と疑問の声があがっていた。

 これについて、カバーは同社の運営するnoteにて説明している。同noteによれば、「これまでホロライブではタレントが活動を終了する際、『卒業』という言葉を用いてきた」と前置いたうえで、ファンにとってはもちろん、同社に関わるタレント・スタッフにとっても、「すべての活動を終了する形は非常に強い寂しさを伴うものでした」「そこで、タレントがプロダクションから離れる際の新たな門出の形を模索できないかと検討を重ねて参りました」と、卒業に代わる活動の終え方を探っていたことが明かされた。

 そうしてたどり着いたのが「配信活動終了」であるという。これは原則として「卒業」のひとつの形ではあるものの、今後復帰の可能性を残した形となる。同社は「将来のプロジェクトにおけるプロダクションの思いと、タレントの意思の合意によって、偶然タイミングの合った卒業生が母校に顔を出すかのように、今後も限定的な形での活動をお届けする機会を願う取り組みとなります」と説明している。

 配信活動終了の具体的な要件については、タレント個々人の事情にも依るため、必ずしもタレントごとに同じ「配信活動終了」にはならないこと、また「卒業」と「配信活動終了」に優劣はないとして、ファンにも理解を求めている。

■関連リンク
カバー株式会社 公式note「配信活動終了」について」

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