中古軽バンで日本一周 カップルYouTuberが“深夜のトラブル”明かす「とても怖い経験」

 一見すると自由で気ままそうな車中泊旅。しかしその裏では様々な困難があることを、4年間にわたり軽バンで日本一周旅をするカップルYouTuber「軽バン生活」が、これまで撮りためていた蔵出し映像により明らかにした。

 「軽バン生活」は、「あかね」と「はやと」によるカップルYouTuber。2020年12月の活動開始以来、キャンピングカー仕様に改造した38万円の軽自動車で日本一周を目指す車中泊旅を行っており、登録者数は40万人超に達する。

 2024年10月20日に公開した動画は、4年間の車生活を通して経験した恐怖体験を紹介するというもの。軽バン生活の2人によれば、様々なトラブルがあるなかで、最も怖いのが「車の不調」だという。その一例としてある日の真夜中に起こった出来事を紹介した。

 舗装されていない砂利道を走行する2人。すると車が動かなくなり、ハンドルを握るはやとは「あ、ヤバいな」とつぶやく。慌てて車外に出たところ、スタックしており、いくらアクセルを踏んでもタイヤは空回りするだけ。完全に身動きが取れなくなってしまっていた。幸いにもJAFを呼ぶことができ事なきを得たが、テロップでは「夜中の4時にJAFに助けてもらいましたが、もしもここが圏外だったらと思うと……とても怖い経験でした」と振り返っていた。

 また、山道でのガス欠も油断できない。ある日の夜、岩手県の山中を走る車中にて、あかねが「最寄りのガソリンスタンドまで30分くらいやな」といい、はやとは「もっとこまめにガソリンいれなあかんな」と反省の弁を述べる。2人の目線の先にある燃料計の針は、既に、Empty=空っぽを示す「E」のラインを振り切っている。タイムリミットは刻一刻と迫っていた。その後、なんとか山道を抜け、ガソリンスタンドの灯りを目にしたあかねが「よかった、ありました…!」と、安堵のため息を漏らす。あかねが「結構ギリギリやったね、今回は」と言うと、はやとは「途中、圏外になったりしとったからJAFも呼べへんのちゃうっていう」と肝を冷やしたと口にした。テロップでは「土地勘のない地域では特に気をつけようと思います」と、今後教訓を備忘録のように綴っていた。

 このほかにも、雷雨や台風、降雪といった悪天候、夜間の山道における動物の飛び出し、カメムシをはじめとした害虫の車中への侵入など、様々な恐怖体験を紹介した軽バン生活。日本全国の観光地を巡りながら、現地の美味しい食材を用いた車中飯を喫食し、満天の星空を眺めて就寝する……。

 そんな牧歌的な生活の裏に隠された車中泊旅のリアルを詳らかにした本動画に対し、コメント欄には「田舎はスタンドなさすぎるので怖いですよね…この先80キロガソリン!みたいな看板ありますし…」「こういうのちょいちょい挟んでリアルな動画作りに期待します」「やっぱ2人でいるってのは大きいですよねー。1人だと怖いけど2人だと耐えられるって思います」などの声が寄せられていた。

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