人気カップルYouTuber、セックスレスの悩みから“ガチ喧嘩”『さよならプロポーズ』4話
どっちが悪い? セックスレスに関する問題で言い合いに
3日目の夜、ギリシャのラグビー選手・ニコス夫妻とディナーをした人気カップルYouTuberのアオイとモナ。そこで、ペニーから「男は自分の想いを言葉にはしないが、好きだと言う代わりに皿洗い機を回す」という言葉をもらったモナは、アオイがこれまでやってくれたことに目を向け始めた。
付き合いたての頃は、一緒にいるだけで嬉しかったのに、求めるものがどんどん増えてしまったこと。今まで、たくさんの愛をもらったのに、それを忘れてしまっていたこと。「こんな世界の果てまでついてきた人なのよ」という言葉も、モナの心に響いたのだろう。今まで、アオイにばかり「変わってほしい」と言ってきたモナが、「わたし自身が変わっていっているのも(うまくいかなくなってしまった)原因なのかな」と思えるようになったのは、いい変化だったように思う。
しかし、7日目の旅の折り返し地点。モナが、ずっと抱えていたセックスレスに関する悩みを吐露すると、2人の関係がふたたび重苦しい雰囲気に。この問題、2人ともお互いに原因があると思っているからこそ、解決するのが難しい。
アオイが求めてくれないことが悪いと思っているモナと、スキンシップを取りたいという気持ちにさせてくれないモナが悪いと思っているアオイ。これまで、あまり感情的にならなかったアオイが、「言葉遣いが汚い。上品じゃない。バカにするような言葉遣いとか」とストレートに不満をぶつけたということは、かなりストレスが蓄積されていたのだろう。
「(言葉遣いの悪さに)心当たりない?」と言われ、「ない」と即答してしまったモナ。おそらく、モナも強がってしまった部分があったのだと思う。一方的に責められたような気持ちになってしまい、自分の欠点を認められなくなっていたのかもしれない。
ただ、その回答をきっかけに、アオイはプツンと糸がきれたようになってしまった。最初は、「めちゃくちゃ魅力的よ。めちゃくちゃ素敵や。大好きよ」と言ってくれていたのに、「じゃあ、話にならん。そのまま生きとったらいいよ」と突き放すような態度を取るように。
4日間の旅を通して、「彼じゃなくていいのかもじゃなくて、彼じゃないといけない」と気づいたモナと、「現状のままだと、結婚は選べない。別れを選ぶ可能性は拭えない」と言うようになってしまったアオイ。すれ違い続ける2人の距離は、愛の力で埋めることができるのだろうか。
初めて話す過去と、初めて見せた涙
お互いに優しすぎるあまりに、回りくどい会話しかできず、本音に迫ることができずにいるシュウヘイとカホ。モナとガールズトークをしたとき、「(他人に合わせることが)そんなにしんどくないと思っている自分もいたり」と言っていたカホだが、急にハゲてしまったりと、身体面にストレスが出てしまっているということは、シュウヘイにはもっと本音をぶつけるべきなのではないかと思ってしまう。
その一方、シュウヘイは「小学1年生のときに、父親が亡くなったことがショックで、1年くらい学校にも行けていなかった」と辛かった過去について初めて吐露した。そのとき、母親にキツい言葉をぶつけてしまったことに対して、ずっと罪悪感を抱いており、「感情的になることって、人を傷つけるな」と思うようになってしまったようだ。今まで話してこなかったエピソードを明かし、カホの前で初めて涙を見せたことは、2人の距離をグッと縮めるきかけになったのではないだろうか。
ただ、「そんな自分が結婚していいのかなって……」と言うシュウヘイに対して、カホは「過去と結婚になにが関係しているのか?」と疑問を抱いているようだ。5日目では、さらに核心に迫ることができるだろうか。
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