福原遥を“逆恨み” 放火事件の犯人が判明『透明なわたしたち』4話

 碧が書いた同級生目線での記事はインターネット上で話題に。PV数も稼ぐことができたため、社内でも碧に対する評価は上々。これまで不倫のスクープ記事などをやってきた碧にとっても、自分が本来やりたいと考えていた正統派な事件の記事でPV数を稼げたことは自信につながったはず。続報に向けて、動き出そうとしていた。

 しかし、そんなときに自分の取材用ノートが目に入る。そこには犯人の候補として高木と喜多野の名前を記入していた碧。もしも、この2人のどちらかを、風花(小野花梨)が立ち上げたSNSアカウント“トモダチ”への取材をソースに報じていたら……想像しただけで怖い。ただ、碧は過去に1度、現状と近いことをしたことがある。それは、高校時代の放火事件でのことだ。あれは結局、喜多野が犯人だったのだろうか……。視聴者としては気になるところだ。

 そんななか、行われた同窓会に取材を兼ねて参加した碧。そこには、渦中の人物、高木も現れた。高木はトモダチのアカウント主を気にかけている様子。そのため、この同窓会にも現れたのだろうが、そこでもう1つ事件が起こる。それは高木の元に届いた1件のメッセージ、以前、性行為をした相手が実は未成年であったという内容のものだった。この事実を広められたくなければ、5000万円の口止め料を払うようメッセージ上で指示された高木。それを見た高木はメッセージに返信しようと試みる。「おまえ、喜多野か?」と。

 ここで、高木はなぜ自分を陥れようとしている人物が喜多野だと思ったのか。その理由が、番組の後編で明らかになった。

 実は、あの火災事件の犯人は高木だったのだ。といっても、放火しようとしたのではない。あの日、部室でタバコを吸ったあと、その不始末で部室内で引火してしまった。しかし、当時大学への推薦が決まっていた高木は当然、真実を言うことができない。そのまま、ときは経ていったのだが、自分のせいで犯人扱いをされ、高校に来れなくなってしまった喜多野に対して、常に後ろめたさを感じていたのだ。

 これを聞いた梨沙(武田玲奈)は「なんで黙っていたのか?」と詰め寄る。しかし、高木は碧に対して、「元はと言えば、新聞を出した中川が悪い」と反論。そんななか、風花からはトモダチのアカウント伝てに「もう取材はいいんですか?」とDMが。この事件、いったいどのように集結するのか。そして、高校時代のそれぞれの過ちを回収することはできるのか注目だ。

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