小林幸子がTikTokで“流行りのダンス” 大御所タレント×SNSで生まれる独自のコンテンツ

 ほかには歌手の郷ひろみもTikTokを運営しており、歌動画やダンス動画を投稿している。郷のアカウントで目を惹くのは、若い世代のアーティストとのコラボ動画だ。2024年7月には『ももいろクローバーZ』と、2022年7月にはTikTokerのロイとコラボ。同年8月にはダンスクリエイターチームの『hoodiefam』とコラボを果たしている。

 タレントとユーザー間だけではなく、タレント同士の世代間もTikTokでつなぐことができる。これはスマホひとつで撮影できる手軽さや、簡単なダンスで動画が成立するというハードルの低さも後押ししているのではないだろうか。

 歌手の和田アキ子のTikTokでは、新しい学校のリーダーズと『FNS歌謡祭』のリハーサルを行う様子や、『アッコにおまかせ!』の裏側で所ジョージが出演するなど、撮影現場の裏側を投稿している動画が多い。所のような大物タレントがフラっと訪れる様子を見ることができるのも、和田のTikTokだからこそだ。

@wada_akiko.ako 所ジョージさんが、誕生日プレゼントを渡しに来てくれました🎁 #和田アキ子 #所ジョージ #KANPAIFUNK #アッコにおまかせ ♬ KANPAI FUNK - Akiko Wada

 いまや大御所タレントが自身のYouTubeチャンネルを持っていることは当たり前になりつつあるが、まだまだTikTokは若者世代がユーザーの中心であるというイメージが強い。そんなプラットフォームに小林や郷などのタレントが参入することで、同世代のユーザーにとってはTikTokをより身近なコンテンツに感じるきっかけになるかもしれない。また、若者世代は逆に新鮮さを感じるのではないだろうか。まだまだ可能性を秘めているTikTok。これからどんな人物が参入してくるのか、動画コンテンツの変化を楽しみにしたい。

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