多彩なバリエーションでコーヒーが楽しめるデロンギの新機種

　日々のコーヒータイムをより充実させてくれるコーヒーマシンが、2024年9月3日にデロンギ・ジャパンから発売される。最近人気のコールドブリュー（水出しコーヒー）をわずか5分程度で抽出できる機能を搭載し、これまで以上にコーヒーの魅力を体感できるマシンとなっている。

　発売を前に行われた新機種発表会では、実際に豆から挽いてその場で淹れたコールドブリューが振る舞われた。飲みたいと思い立ったらすぐにコールドブリューコーヒーが楽しめるという独自技術を搭載した『デロンギ エレッタ エクスプロア Wi-Fiモデル』の機能を紹介しよう。

新技術「コールド エクストラクション テクノロジー」

　『デロンギ エレッタ エクスプロア Wi-Fiモデル』の一番の特長は、新技術「コールド エクストラクション テクノロジー」によって、豆から挽いてわずか5分でコールドブリューが抽出できること。コールドブリューは冷水や常温の水でゆっくりと抽出する水出しアイスコーヒーで、通常なら数時間かけて抽出する必要がある。「コールド エクストラクション テクノロジー」はエスプレッソのような高圧をかけず、ポンプで少しずつ水を注いでコーヒーを少しずつ抽出することで、短時間でしっかりとコーヒーの味わいと香りが楽しめるコールドブリューコーヒーができあがる。

　コールドブリューコーヒーは熱湯で淹れるコーヒーとは異なり苦味や渋味が抑えられ、後味もクリアなのが特徴。自宅で作るのもそれほど難しくはなく、フィルター付きのボトルなどに好みの豆（粉）を入れ、水を注いで数時間または冷蔵庫で一晩おけばできあがる。問題なのは抽出時間の長さ。飲みたいと思ったときにすぐに飲めるというものではなく、半日以上前にあらかじめ作っておく必要があるのがネックになる。

　『デロンギ エレッタ エクスプロア Wi-Fiモデル』では、コールドブリューコーヒーを飲みたいと思ったときすぐに飲めるのが画期的で、豆をセットしスイッチを入れれば約5分後に抽出が完了。豆を挽くところからスタートし一杯ずつ抽出することで香り豊かな仕上がりに。苦味や酸味の少ない、爽やかで甘味のある味わいが簡単に自宅で実現する。

エスプレッソを楽しむための「ビーン アダプト テクノロジー」を新搭載

　この機種には「ビーン アダプト テクノロジー」機能も新搭載していて、スマートフォンに専用アプリをダウンロードしマシンとペアリングして操作すれば、豆の種類や焙煎度、粒度などの豆の特性によって抽出の最適化を実現。豆の特徴に合わせ、自分好みのエスプレッソが楽しめる。

ミルク派にもうれしい自動ミルク泡立て技術「ラテクレマ™」

　また、ふわふわのミルクフォームを自動で作る自動ミルク泡立て技術「ラテクレマ™」も搭載しているので、カフェラテなどのミルクメニューも簡単に作ることができる。コーヒーの抽出からフォームミルク注入までがすべて自動。「ラテクレマ™ホット」はミルクが最も甘くなるという60～65度で抽出し、きめ細かく滑らかな泡を作り出す。「ラテクレマ™クール」はコールドドリンクの最適温度を考慮し、コーヒーや氷と混ぜても水っぽくならならずにコールドドリンクが味わえる。

　使用する牛乳は無脂肪乳を選ぶのがポイント。そのほうがよりクリーミーでリッチな泡に仕上がる。また、牛乳だけでなく、豆乳やアーモンドミルク、オーツミルクなどの植物性ミルクにも対応しているが、植物性ミルクについてはメーカーによって濃度や糖度が異なるため、いくつか試して自分の好みの状態に仕上がるものを探るのがおすすめだそうだ。

外出にも自宅で淹れたおいしいコーヒーを持ち出そう

　こちらの機種はリフトアップ型のトレイを搭載。トレイと抽出口が可動式になっているので、タンブラーをセットすることも可能。付属のタンブラーはもちろん、高さ16㎝までであれば市販タンブラーや大きめのカップにも対応する。わざわざカフェやコーヒーショップに行かなくても自分好みに入れたコーヒーを外出先にも持って行ける。

　また、お湯の温度を75度、80度、85度、90度と4段階で設定ができるので、お茶や紅茶など、それぞれの茶葉に合わせた温度でお茶を淹れることも可能。コーヒーばかりでなく、たまにはお茶を飲みたいというときにも活躍。お湯の温度でお茶の風味や香りが変わってくることを実感できる。

　デロンギ製品史上初のコールドブリュー機能で作れるコールドブリューメニューはもちろん、エスプレッソやアメリカーノ、アイスコーヒーなどのコーヒーメニュー、カプチーノやラテマキアート、カフェラテなどのミルクメニューと、多彩で圧倒的なバリエーションが楽しめる『デロンギ エレッタ エクスプロア Wi-Fiモデル』。1台あれば自宅コーヒーを一変させる魅力ある機能が満載。自分だけのコーヒータイムをより充実させるのに最適だ。