第3話では、視聴者の投票によって「オオカミくん」と疑われ、脱落したアーティスト・ameの正体が明らかに。果たして彼は本当に「オオカミくん」だったのか、視聴者の関心を引く展開となった。ameは去り際、「俺はここまでだったけど、次は一視聴者としてみなさんの恋愛を応援しているので頑張ってください。絶対会えるから」とコメント。ムードメーカーとしていつも輪の中心にいたameの言葉を聞いて、メンバーたちは涙を流した。この様子をリアルタイムで見守っていたスタジオの菊池風磨も思わず、「ごめん、これはやられた！　うわあ、切ない～」と苦渋の表情を浮かべた。

　脱落発表の結果一位はこた（吉川康太）だった。しかし、みぃ（入江美沙希）のお守りカードが、こたを救う形となったのだ。一方で、ameから想いを寄せられていたあんころ（山本杏）が大粒の涙を流す姿も。守ったガクティー（田中学人）が3位だったため、もしあんころがお守りカードにameの名前を書いていたら、結果は変わっていたことになる。脱落投票における、女子の“お守りカード”の重要性を全員が実感した瞬間だったのではないだろうか。

　後日。成田ゆめ牧場では、ジャム作りをする女子たちの姿が見られた。しかし、ameがいなくなった喪失感を皆が感じている様子。仮にameが「オオカミくん」ではなかった場合、残る男性メンバー7人のうち3人が「オオカミくん」となり、誰かの恋が実らなくなる可能性が浮上する。

　そんななか、ガクティーがあんころを迎えに行く場面が。「辛い思いをたくさんさせてごめんね」と謝罪するガクティー。さらに「あんちゃんが俺を選んでくれたことが一番嬉しくて。この夏もそうだし、これから先もずっと一緒にいたいな」と想いを伝える。この言葉には、スタジオの菊池風磨も「こんな言葉よく出てくるなぁ」と見入りながら感心した。

　恋の渦中にある女子たちの心境は複雑だ。「オオカミ誰だと思う？」という話題になると、「こた（吉川康太）くんじゃない？」と、女子メンバーのほとんどが口をそろえる。しかし、こたに特別な想いを寄せるみぃ（入江美沙希）は、他の女子たちとは少し違っていた。

　「（ameの脱落でこたが）泣いてるのを見て、オオカミじゃないなって確信した」とはっきりいいきったみぃ。一方で、こたが真剣なトーンで「オオカミにムカつく」と漏らしていた場面もあり、確かに「彼が本当にオオカミなら、こんな発言をするだろうか」とも思わされる。

　りゅた（長嶺龍汰）がオオカミかもしれないという不安が頭をよぎるエミリ（土方エミリ）は、「いつ頃こっち（に想いが）向いてくれたのかな？」と率直に尋ねてみる。まほ（堀口真帆）と仲良くしていたはずのりゅたの態度に、疑問が浮かぶエミリ。りゅたの曖昧な返事に、「恋愛的な感情なのかな？」と、まだ信じきれていないような表情を見せた。